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『オクニョ 運命の女(ひと)』チン・セヨン直撃インタビュー

時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督の最新ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』(以下『オクニョ』)でヒロインのオクニョを演じる注目の若手俳優チン・セヨン。大作に抜擢され、大きな飛躍を遂げた彼女が、プロモーションのために来日。劇中のオクニョは周囲に愛され、過酷な運命にもひたむきに立ち向かっていくキャラクターだが、そんなヒロインを好演している彼女もまた、素直で誠実な人物。時に茶目っ気を見せながらも、ドラマの魅力を丁寧に語ってくれた。

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――『オクニョ』はあなたにとってターニング・ポイントになった作品だと思いますが、出演する前と後で俳優としてどんな変化がありましたか?

オクニョというのは、私にとっては最初で最後になるかもしれない、そういう役だったと思います。そもそも女性が主人公という作品があまり多くありませんし、監督から最初に「次にどんな作品をやったとしても、本当に成長した姿を見せられると思うよ」と言われて、そういうところを自分でも楽しみにしながら撮影していました。

――大先輩が大勢出演していますが、実力派の彼らとの共演でどんな刺激を受けましたか?

大先輩方と共演させて頂くというのは私にとってとても緊張することでした。脚本の読み合わせの時からそうでしたが、先輩方は声のトーンから違うんです。とても壮大で深みがあって。そういう雰囲気に負けてしまわないように、歯を食いしばってしっかりと演じようと思いました。でも先輩方はみんないい人ばかりで、励ましてくれたり、応援してくれました。撮影が終わってもそれは変わらず、メールで応援してくれたり、時にはこういう風にした方がいいよとアドバイスしてくれたり。最初はとても緊張していましたが、それがだんだんと温かみに変わっていって、本当の家族のようでした。

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――イ・ビョンフン監督はどんな方ですか?

監督は時代劇の巨匠と言われていますが、なぜそう言われるのかが今回よく分かりました。アクションだけでなく演技も習ったのですが、イ・ビョンフン監督ならではの、彼だけのスタイルというものがあって、それに基づいて演技を学びました。さらに監督の場合、撮影で使う小道具にもとても気を配っていらして、こだわりをお持ちなんです。そのこだわりのおかげで画面の質がすごくきれいなんだと思いました。それに監督は女優をとても気遣ってくれる方なので、だからこそ美しい映像が撮れたんだと思うんです。それには本当に感謝しています。

――オクニョはさまざまな男性と知り合いますが、ユン・テウォン、明宗(ミョンジョン)、ソン・ジホン、この3人でご自身の理想のタイプに近いのは?

今、通訳を聞かなくても質問の内容が分かりました(笑) 3人とも魅力的なキャラクターだと思うんですけど、ユン・テウォンはツンデレ、明宗は母性本能をくすぐるタイプ、ソン・ジホンは同僚愛+仕事で力になってくれる人って感じですよね。その中であえて一人選ぶとすれば、ユン・テウォンが一番女性が好むタイプなのかな。だから私も引かれるのかなと思います。

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――その3人を演じた方たちの印象は?

ユン・テウォン役のコ・スさんについては、私は昔からファンだったので、相手役が彼だと知った時は本当に信じられない気持ちでした。ちょっと人見知りなところがある方だと聞いていて、私自身もそういうところがあるので早く親しくなれたらいいなと思っていたんですが、本当にとても良くしていただいて、先輩の方から話しかけてくれました。私が役柄上のパートナーだったので、先輩の方でもたくさん話していこうと思ってくれていたのが伝わってきて、本当に優しい人だと思いました。明宗役のソ・ハジュンさんとはすごく話が合いました。とても親しい同僚という感覚でしたね。ほかの人にはなかなか言えないような悩み事も彼が相手だと自然と話してしまうところがあって、本当に聞き上手で心の温かい人だと思います。ソン・ジホン役のチェ・テジュンさんは私より年上なんですが、ずっと敬語で話しかけてくるんです。だからタメ口で話してくださいとお願いしたんですが、駄目だと言われてしまって。その理由は何かというと、一度タメ口で話してしまうと、その先ずっとふざけたり、いたずらをしてしまうからだそうなんです。本当は結構幼稚なギャグを言ったりする人なんですが(笑)。でも、そのおかげで撮影の雰囲気も和らぐ、そういう人でした。おかげで現場もとても楽しかったです。

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――オクニョはアクションシーンが多いですが、そのためにどんなトレーニングを受けたのですか?

本当に基本的な部分では、例えば転がるとか、落下する方法を習いました。オクニョの場合は剣を使うシーンが多かったので、剣術のトレーニングもたくさんやったのですが、その剣が重くてうまく操れるようになるまで時間がかかって大変でした。

――オクニョは劇中いろんな仕事を経験しますが、どれが一番面白かったですか?

体探人(チェタミン:密偵)です。アクションは大変だったけど、実は楽しい部分もあって、意外と体に合っていたようだとこのドラマで気付きました。いろんな人から褒められたのでより一層頑張ろうという気持ちになれました。最後の方では、(アクションシーンを演じているのが)私自身なのかスタントなのか区別が付かないと言われたので、張り切ってしまいました。

――神がかりのシーンも良かったですが、あのシーンで大変だったことは?

そのシーンではオクニョが神がかりとなった姿を演じるというものだったので、最初は少し演技っぽくわざとらしくした方がいいんじゃないかと思ったんです。でも読み合わせの時に監督から、本当に神がかったようにやってほしいと言われて。本当に神が降りてきたような演技ってどういう風にやったらいいのか悩んだんですけど、そこでアイデアをくれたのがチ・チョンドク役のチョン・ウンピョ先輩だったんです。何かポイントがあれば神がかったように見えるのではないかと思って鉄板を敷いて演技をしたんですけど、とても恥ずかしかったです。

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――シリアスなだけでなく、コメディの要素が入っているところも本作の魅力だと思いますが、そうしたコメディシーンでご自身のお気に入りは?

やっぱり典獄署(チョノクソ:監獄)のチームは愉快な人が多くて、その分、愉快なシーンも多かったと思います。ドラマも最後の方になると事件が続いてしまうんですが、典獄署のシーンは楽しいものが多かったんです。監督はコメディにもこだわりがあって、とにかく絶対コメディシーンを入れよう!とおっしゃっていました。コメディがお好きなので。典獄署のシーンはアドリブも多かったんですが、監督が面白くないと思うと、別のアドリブをしたこともありました。チョン・ウンピョ先輩の演技はアドリブが半分以上を占めていたと思います。ドラマの中でオクニョは一度典獄署を離れてまた戻ってくるんですが、その時は本当に故郷に戻ったような気持ちになりましたね。典獄署のチームと一緒にいるだけで楽しかったです。

――過酷なスケジュールの中でどうリフレッシュしたのですか?

やはり先輩方の応援が、自分が思っていた以上に力になったと思います。韓国には朝鮮人参のエキスを凝縮して作った栄養ドリンクがあるんですけど、そうしたものを差し入れてくれて励ましてもらったり。さらに『オクニョ』の撮影地は観光客の方も見学できるようになっていて、「ドラマ見てるわよ」とか「頑張ってね」と声をかけてもらえたんです。そういうファンの方からの励ましの言葉も私にとって大きな力になりました。

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――作品をご覧になったご家族の反応は?

私が出演した第4回から最終回まで、一回を除いてエンディング・カットは全部私だったんですが、それを母はすごく喜んでくれました。主役を演じるということはそれだけ出番も多いということなので、娘がこんなに出てきて嬉しいと毎回楽しく見てくれました。時代劇だったので、祖母や叔母も喜んで本当に楽しんでくれましたね。

――本作は全51回の大長編ですが、今後の見どころを教えてもらえますか?

これまでもオクニョというのはプラス思考で明るい役だとお話ししてきたんですが、実はそれって子役時代の話で、成長して私が演じるようになってからはあまり明るくないんです。監督もあまりオクニョが笑うシーンがなくてどうしようと言っていたのを今思い出しましたが、オクニョはこれから追われることになるので、なぜオクニョが狙われるのか、亡き者にされそうになるのかを中心に見て頂ければと思います。

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『オクニョ 運命の女(ひと)』は、NHK BSプレミアムにて毎週日曜21:00より放送中。また、チン・セヨン、パク・チュミ、チョン・ウンピョのキャスト3人が来日して出演したスペシャル番組が6月18日(日)21:00より放送となる。

番組公式サイトはこちら

Photo:
チン・セヨン
『オクニョ 運命の女(ひと)』
(C)NHK
© 2016MBC

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ライタープロフィール

幕田千宏
幕田千宏

好きなものはとことんディープにがモットーの映画・海外ドラマライター。

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