ただ笑えるコメディ作品もいいけれど、時には温かな気持ちになれて、泣ける作品を見たいときもあるだろう。ここでは、人生にちょっとした喜びが必要なときに、心を癒してくれるハートウォーミングな海外ドラマを紹介する。面白いだけでなく、見る者の琴線に触れる感動的な作品を厳選してピックアップ。
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笑って泣けるハートウォーミングな海外ドラマ
『テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく』
ハートウォーミングな作品と言えば、真っ先に名前が挙がるのがこちら。アメリカ人アメフトコーチのテッドが、未経験にも関わらずなぜかイギリスのサッカークラブからコーチとして雇われるところから始まる本作。彼は、持ち前のユーモアとポジティブさを武器に、弱小チームと個性的なメンバーたちを引っ張っていくことに——。
誰にでも愛情をもって接し、大きな心で受け止めてくれるテッドの人柄に魅了され、彼の言動に心が温まるだろう。また、夢を叶えるために諦めずに頑張ろうと気分を盛り上げてくれる作品でもある。
『テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく』シーズン1～3は、AppleTV+にて独占配信中。
『シックス・フィート・アンダー』
人の"死"を通して"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き、本国アメリカで絶賛の嵐を巻き起こした衝撃のヒューマンドラマ。ロサンゼルス郊外パサディナで葬儀社を営むフィッシャー家を中心に、一見普通に見える家族が抱える問題や、同性愛などセクシュアリティの混乱、ドラッグをはじめとする社会問題などを扱う。不完全ながらも、それぞれが喪失・悲しみを乗り越え、問題を解決して再生していく様子に心が温まるだろう。
『シックス・フィート・アンダー』シーズン1～5は、U-NEXTにて独占見放題配信中。
『サムバディ・サムウェア』
大好きな姉を亡くしてから、深い喪失感と孤独感にとらわれ、無気力な生活を送る平凡な中年女性サム。彼女は家族や仲間と向きあっていくことで、再び人生に希望を見出していく。サムと同僚ジョエルのくだらないけれど、どこか心地の良い会話に癒されるだろう。控えめな作品ながら、笑いあり、涙あり、前向きで温かな気持ちにさせてくれる良質な作品だ。
『サムバディ・サムウェア』シーズン1～2は、U-NEXTにて独占見放題配信中。
『シッツ・クリーク』
裕福なローズ一家が突然無一文になり、かつて冗談で買った小さな町シッツ・クリークに住むことを余儀なくされる。新しい環境に適応していくうちに、彼らは幸せの本当の意味をずっと見失っていたかもしれないことに気が付く。ローズ一家のメンバーが成長していく姿は、人生のどのタイミングでも、誰もがより良い方向に変われるという希望を与えてくれ、愛、友情、そしてセカンド・チャンスが持つ力を見せてくれる。
『シッツ・クリーク』シーズン1～6は、Netflixにて配信中。
『モダン・ラブ ～今日もNYの街角で～』
ニューヨーク・タイムズのコラムを基に、『はじまりのうた』『シング・ストリート 未来へのうた』のジョン・カーニーが監督・脚本を務めた一話完結のアンソロジー・シリーズ。
アン・ハサウェイ（『ワン・デイ 23年のラブストーリー』）、ジュリア・ガーナー（『オザークへようこそ』）、オリヴィア・クック（『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』）、ソフィア・ブテラ（『REBEL MOON』シリーズ）、アンドリュー・スコット（『SHERLOCK／シャーロック』）、キット・ハリントン（『ゲーム・オブ・スローンズ』）などが各エピソードで主演を務め、様々な形の現代のラブストーリーを描く。それぞれの物語はユニークで個性的でありながら、幅広い視聴者の理解と共感を呼び、愛の力で視聴者の心を温めてくれる。
『モダン・ラブ ～今日もNYの街角で～』シーズン1～2は、Amazonプライム・ビデオにて配信中。
（海外ドラマNAVI）
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