米国海軍と海兵隊に関する事件を解決していく海軍犯罪捜査局の活躍を描いたドラマシリーズといえば、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』、そのスピンオフである『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』と『NCIS:ニューオーリンズ』。そして、2022年7月には『NCIS:ハワイ』が日本上陸! どのシリーズも人気を博しているが、大人気長寿ドラマに避けられないことといえば、レギュラー俳優の降板! それが大好きなキャラクターだったらファンの悲しみは絶大! 今までどんな人物が登場して去っていったのか…、彼らの降板後の俳優活動にも触れて振り返ってみよう。
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『NCIS』ハワイ版が放送開始!どのチームがお好み? NCIS全チーム振り返り【前編】
NCIS(海軍犯罪捜査局)の活躍を描く大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS』シリーズ。ついに米国時間9月20日(月)より米CBSにてハワイを舞台にした新シリーズ『NCIS: Hawai'i(原題)』の放送がスタートする。本家『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』はシーズン19へ突入し、今なお広がりを見せ、ワールドワイドに人気を…
ヨーロッパや中東地域まで捜査範囲を広げて国際的な事件も扱う本家『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』
■ケイトリン・”ケイト”・トッド特別捜査官(サッシャ・アレクサンダー)
初回から登場したオリジナルキャストの一人。もともと、米国大統領を警護するシークレットサービスに勤務していたが辞職。その後、NCISチームリーダーのリロイ・ジェスロ・ギブス(マーク・ハーモン)にリクルートされNCISに転職したが、勤務中にテロリストに狙撃されて殉職。降板後のサッシャは、犯罪捜査ドラマ『リゾーリ&アイルズ』でモーラ・アイルズ主任検視官を演じている。もはやサッシャといえば、2シーズンで降板したケイト役よりも、7シーズンにわたって演じたモーラ役のイメージの方が強いかもしれない。黒髪でパンツ姿が多かったケイトと違って、長い金髪で常にスカート姿でオシャレな装いのモーラは、外見も性格もケイトとは全く異なる役柄なので新鮮味を感じる。
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[ランキング]15年以上続いたご長寿海外ドラマ TOP7
あまりの出来の素晴らしさに、シーズン1で終わらせればよかったのにという評価を得る作品もあれば、高評価なのに短命に終わってしまったシリーズもある。 視聴率が悪ければシーズンを終わらせることなく打ち切りにもなることもあるシビアなアメリカTV界だが、多くの人に愛され15年以上続いたご長寿番組をご紹介しよう(一部は現在も継続中…
■ジェニー・シェパードNCIS局長(ローレン・ホリー)
シーズン3からギブス率いるチームの上司として登場。ギブスとは過去に仕事上のパートナーであり、かつ恋愛関係だったというワケありの深い間柄。病魔に冒されながらも任務を遂行した末、犯人グループとの銃撃戦で殉職する。降板後のローレンは単発のTVムービーなどに出演したり、カナダ製作の警察ドラマ『Motive(原題)』でドクターを演じる他、『サバイバー: 宿命の大統領』や『タイニー・プリティ・シングス』などに登場している。
■ジヴァ・ダヴィード特別捜査官(コート・デ・パブロ)
当初はモサド(イスラエル諜報特務庁)から出向していたエージェントだったが、後にNCIS特別捜査官になる。モサド局長の父親イーライ、テロリストの異母兄アリとの家族関係は複雑。多国語を操り、行動力に優れ、勝気で頑固な性格だが、実は人一倍繊細な一面もある。NCIS辞職後は母国イスラエルに帰国。シーズン3からの中途加入キャラとは思えないほど強烈な印象を残した。シーズン10での降板後、コートは母国チリで実際に起こった鉱山落盤事故を描いた映画『チリ33人 希望の軌跡』などに出演していたが、シーズン16で衝撃のカムバックを果たしている。
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『NCIS』ジヴァ役コート・デ・パブロ、「シリーズを去ったのは選択肢がなかったから!」
大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、シーズン3から登場したモサドの諜報員ジヴァ・ダヴィード役のコート・デ・パブロが、なぜシリーズを去ったのか語った。(※本記事は、シーズン16の重要なネタばれを含みますのでご注意ください) 今年放送されたシーズン16の最終話で衝撃のカムバックを果たしたジヴァ。本国…
■アンソニー・”トニー”・ディノッゾ特別捜査官(マイケル・ウェザリー)
オリジナルキャストの一人。一見、ジョーク連発のチャラ男だが、ココ一番!の時は真剣に事件に立ち向かう頼れる兄貴的存在。同僚ジヴァとは、とりとめのないケンカをすることも多かったが、お互いを大事な存在として認識していた。ジヴァのNCIS辞職後に改めて気持ちを確認し合って恋愛関係に発展。その後、トニーにとって人生を一変させるような出来事が起こり、幼い一人娘タリとパリで暮らすためNCISを辞職する。降板後のマイケルは、米CBSの法廷ドラマ『BULL/ブル 法廷を操る男』で、実在の心理学者をモデルとした主人公ブルを好演している。
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『メンタリスト』×『アイアンマン』=裁判のスペシャリスト!新感覚リーガルドラマ『BULL/法廷を操る男』
ドラマの人気ジャンルの一つであるリーガルドラマ。50年以上前に誕生した『ペリー・メイスン』を筆頭に、日本に上陸した代表的な作品だけでも、『L.A. LAW』『LAW & ORDER』『アリーmyラブ』『ザ・プラクティス』『ボストン・リーガル』『ダメージ』『堕ちた弁護士 ~ニック・フォーリン~』『ベター・コール・ソウル』…
■アレクサンドラ・”アレックス”・クイン特別捜査官(ジェニファー・エスポジート)
かつてNCIS訓練センターで教官を務めていたこともあり、チーム加入時点ですでにメンバーと顔見知り。サバサバした性格で頼れる姉御的存在だったが、私生活で母親を介護するために一線から退く設定でシーズン14のみの登場に。降板後のジェニファーは、犯罪サスペンス『ブラインドスポット タトゥーの女』や『ザ・ボーイズ』、『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』にゲスト出演している。
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『NCIS』シーズン15、ジェニファー・エスポジートが降板!
大人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のシーズン14第1話に初登場して、新しくレギュラーとなっていたアレクサンドラ・"アレックス"・クイン特別捜査官役のジェニファー・エスポジートが、本国アメリカで5月に放送が終了したシーズン14をもって降板したことが発表された。 【関連記事】『NCIS』シーズン15に、あの女優…
■アビゲイル・”アビー”・シュート科学捜査分析官(ポーリー・ペレット)
『NCIS』で一番の愛されキャラと言っても過言ではないくらい大人気のオリジナルキャスト。長い黒髪ツインテールとゴシックファッションと厚底ブーツといった個性的な風貌で、誰にでもフレンドリーでハグ大好きなアビー。優れた分析力を駆使して、科学について彼女が解明できないことはないくらいだ。しかし残念なことにシーズン15をもって降板。これまでも女優業のみならず、音楽活動、チャリティ参加、犯罪防止や人権運動など幅広い分野で活動してきたポーリーのこれからの活躍に注目したい。
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誰もが愛してやまない究極の癒しキャラ『NCIS』アビー!15年間ありがとう!
世界中で長年にわたって愛され続けているドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。登場人物の中でも特に大人気なキャラが、ポーリー・ペレット演じるアビゲイル・"アビー"・シュート! そのポーリーがシーズン15にてアビー役を降板というニュースを初めて聞いた時、「エ~ッ! ウソでしょう!? オリジナルキャラのアビーがいなくなる…
■クレイトン・”クレイ”・ダンテ・リーヴス(ドウェイン・ヘンリー)
SIS(英国秘密情報部)MI6から出向中のNCIS国際デスク任務のオフィサー。ニコラス・”ニック”・トーレス特別捜査官(ウィルマー・バルデラマ)とは冗談で何かと張り合うが良きライバル。アビーとともにシーズン15が最後の登場となった。英国出身のデュアンが今後、英国または米国のどちらに拠点を置いて活躍していくか楽しみだ。
太陽がまぶしいロサンゼルスを舞台に、捜査官が様々な人物に”変装”して事件現場に”潜入”することが多い『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』
■ドミニク・”ドム”・ヴェイル捜査官(アダム・ジャマール・クレイグ)
シーズン1のみに登場した新人捜査官。マーティ・ディークス(エリック・クリスチャン・オルセン)が登場する前は、ドムがケンジー・ブライ(ダニエラ・ルーア)と仕事上のパートナーだった。犯人との銃撃戦で、自らの身を挺してサム・ハンナ(LL・クール・J)を守って殉職する。2010年に降板後のアダムは、特に目立った俳優活動はしていない。
■ネイト・ゲッツ(ピーター・キャンバー)
心理学的な見地から事件解明に助言したり、チームメンバーの内面上の悩みや心のケアにも気を配るチーム所属の心理学者。中東地域のイスラム勢力に関する調査活動のためチームを離れたが、シーズン2でレギュラーから降板した後も時々ゲストとして登場。その後、ピーターはコメディ『グレイス&フランキー』に出演している。
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『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』シーズン13に、懐かしのあの人がカムバック!!
人気犯罪捜査ドラマ『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のシーズン13後半エピソードに、シリーズを降板したキャストがカムバックすることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。 米CBSにて3月13日(日)に放送されるシーズン13の後半エピソード「All the Little Things(原題)」で、久々の復帰を…
■オーエン・グレンジャー副局長(ミゲル・ファーラー)
無愛想で、何事にも厳しく、上司と部下という関係では気づまりを感じるような存在だが、窮地に陥った時には頼りになる副局長。シーズン8出演中に、グレンジャーを演じるミゲル本人が咽頭癌のために逝去したという哀しいニュースを覚えている方々も多いだろう。末期癌と診断されて余命を知りながらも、最後の登場エピソードまで完璧に役柄を演じ切って、最期まで俳優として生きたミゲルである。
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英国王室や米大統領の親戚も!セレブリティのファミリー・ツリー
マット・デイモンとベン・アフレックといえば、1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で共同で執筆した脚本でアカデミー賞を手にしたように、親友として知られていますが、実は血縁関係もあるってご存知ですか? マサチューセッツ州ボストン生まれのマットと、カリフォルニア州バークレー生まれのベンは10代以上前のご先…
メキシコ湾に面したニューオーリンズという立地を活かして、シリーズの中で一番、船舶が出てくるケースが多い『NCIS:ニューオーリンズ』
■メレディス・”メリー”・ブロディ特別捜査官(ゾー・マクラーレン)
合気道の黒帯保持者で、チーム内では頼りになる姉のような存在。シーズン2後半、恋愛関係に発展しつつあった米国国土安全保障省勤務の男性が絡んだ事件の関連性から責任を取って辞職。降板後のゾーイは、キーファー・サザーランドが米国大統領を演じる『サバイバー:宿命の大統領』シーズン2から、ホワイトハウス任務の弁護士ケンドラ・デインズ役でレギュラー出演している。
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『NCIS:ニューオーリンズ』ゾー・マクラーレンに逮捕状が出ていた
『NCIS:ニューオーリンズ』のメレディス・"メリー"・ブロディ役などで知られるゾー・マクラーレンに、8歳の息子を誘拐した容疑で逮捕状が出ていたことが明らかになった。米Daily Mailなどが報じている。 ゾーは2012年に俳優J・P・ジランと結婚するも2016年に離婚。その後、2017年から二人の間に生まれた息子セ…
■ソーニャ・パーシー特別捜査官(シャリータ・グラント)
当初はATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)特別捜査官だったが、NCISチームと合同捜査後にNCIS特別捜査官となる。150cmという小柄な身体にはパワーが溢れているが、意地っ張りな面もあり、同僚クリストファー・”クリス”・ラサール(ルーカス・ブラック)とはお互いに恋愛感情を抱きつつもなかなか次のステップヘ進めない。シーズン4で降板してしまったシャリータは、その後、Netflixの人気ドラマ『YOU ー君がすべてー』シーズン3に出演している。
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『NCIS:ニューオーリンズ』シャリータ・グラント、同性のパートナーと結婚!
大ヒットシリーズの人気スピンオフドラマ『NCIS:ニューオーリンズ』で元ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のエージェントという経歴を持つNCISの捜査官ソーニャ・パーシーを演じていたシャリータ・グラントが結婚したことがわかった。 【関連記事】『NCIS: ニューオーリンズ』をもっと楽しむための5つのポイ…
2022年7月には『NCIS:ハワイ』が日本上陸する他、オーストラリアのシドニーを舞台にした『NCIS: Sydney(原題)』の製作も決まっている『NCIS』シリーズ。今後も注目だ。
『NCIS』シリーズ 放送&配信情報
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』:U-NEXT、Amazon Prime Video、Hulu
『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』:Amazon Prime Video、Hulu
『NCIS: ニューオーリンズ』:Hulu
『NCIS: ハワイ』:2022年7月18日(月・祝)よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて独占日本初放送
(文/サーシャLK)