バレンタインデーに恋人・気になる人と一緒に見たい海外ドラマ【7選】

2月14日はバレンタインデー。日本では、一般的に女性から恋人や気になる相手にチョコレートを渡し、欧米では逆に男性から女性にプレゼントを渡す習慣がある。そんな文化の違いはあれど、この日は世界各地でカップルが愛を伝え合う日。今回は、バレンタインデーに見たい、思わず恋がしたくなるような海外ドラマ7本を紹介する。

恋愛ドラマの王道『ヴァンパイア・ダイアリーズ』

2009年から2017年まで放送され、恋愛ドラマの王道的存在として全世界で高い人気を誇った本作は、ヴァンパイア兄弟と女子高生のヒロインが織り成す禁断のラブトライアングル(三角関係)を描く。

今ではヴァンパイアを題材にしたラブストーリーは珍しくはないが、その長きに渡るヴァンパイアの系譜やドッペルゲンガーの登場など、話が進むにつれて他の作品とは異なる部分がいくつも生まれてくる。

そういったファンタジー・ホラー要素が充実していることから、ヴァンパイア・ロマンスに興味を示さない人も思わず興味を持ってくれることだろう。もしも上手くいかなければ、劇中に登場するステファン・サルバトーレ(ポール・ウェズレイ)とデイモン・サルバトーレ(イアン・サマーハルダー)兄弟に癒してもらえばいい。

製作総指揮:ケヴィン・ウィリアムソン(『ドーソンズ・クリーク』)、ジュリー・プレック(『トゥモロー・ピープル』)、レスリー・モーゲンスタイン(『プリティ・リトル・ライアーズ』)ほか

出演者:ポール・ウェズレイ(『24 TWENTY FOUR』)、イアン・サマーハルダー(『LOST』)、カット・グレアム(『セブンティーン・アゲイン』)、キャンディス・アッコラ(『JUNO/ジュノ』)、ザック・ローリグ(『The Gifted ザ・ギフテッド』)ほか

一筋縄ではいかない恋愛をしている人向け?『ゴシップガール』

2007年から2012年まで放送された、ニューヨーク・アッパーイーストサイドで暮らすセレブ高校生たちのスキャンダルに満ちた生活を映し出す本作。こちらもアメリカを中心に女子たちからの厚い支持を獲得してきた作品だが、今回は特に男性陣におすすめしたい。

本作にはイケメン&美女のキャラクターたちが多数登場し、スキャンダラスな恋愛から一途な純愛まで幅広いラブストーリーが描かれている。特に5シーズンに渡り一筋縄ではいかない恋愛を繰り返してきたブレア(レイトン・ミースター)とチャック(エド・ウェストウィック)の愛には思わず心を打たれてしまう。

日本では女性から男性にというのがバレンタインデーの慣習だが、欧米では基本的に男性から女性に花束やプレゼントを贈るというのが主流。プレイボーイだったチャックがブレアを愛し、ひたすら思い続ける姿を複雑な恋愛をしている人にはぜひ!参考にしてもらいたい。彼のアプローチから本当の愛を学び、気になる人に思いを伝えてみては?

製作総指揮:ジョシュ・シュワルツ(『ダイナスティ』)、ステファニー・サヴェージ(『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』)、ボブ・レヴィ(『ヴァンパイア・ダイアリーズ』)ほか

出演者:ブレイク・ライヴリー(『アデライン、100年目の恋』)、レイトン・ミースター(『ザ・ルームメイト』)、ペン・バッジリー(『小悪魔はなぜモテる?!』)、チェイス・クロフォード(『恋愛だけじゃダメかしら?』)、エド・ウェストウィック(『ホワイトゴールド』)ほか

夫婦の軌跡を辿ってみる?『ママと恋に落ちるまで』

子どもたち、ママとパパの出会いの話を聞かせてあげよう――。2005年から2014年まで放送された本作は、主人公のテッドが将来的に子どもたちの母親となる存在と恋に落ちるまでを振り返りながら映し出されるシットコム。

バレンタインデーは大切な人と愛を誓い合う日なので、夫婦でワインでも飲みながら、お互いの愛を確かめ合うのも良し。そんな時にTVの画面に映しておいてほしいのが本作だ。

『ママと恋に落ちるまで』というタイトル通り、その過程を描くことがメインの作品だが、今やすっかり奥さんや旦那さんと落ち着いた生活を送るようになったというあなたにも、お互いが出会った頃や数々の甘酸っぱい思い出を主人公テッドと共に回想してもらいたいのだ。きっと、忘れかけていた互いに対する愛を思い出させてくれるはず。

製作総指揮:カーター・ベイズ(『グッドウィン家の遺産相続バトル』)、クレイグ・トーマス(『グッドウィン家の遺産相続バトル』)、パメラ・フライマン(『ワンデイ -家族のうた-』)ほか

出演者:ジョシュ・ラドナー(『恋するふたりの文学講座』)、ジェイソン・シーゲル(フリークス学園)、アリソン・ハニガン(『アメリカン・パイ』シリーズ)、ニール・パトリック・ハリス(『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』)、コビー・スマルダーズ(『エージェント・オブ・シールド』)、クリスティン・ミリオティ(『ブラック・ミラー』)ほか

恋に仕事に勇気をもらえる一本『SUPERGIRL/スーパーガール』

DCコミック原作。スーパーマンの従姉妹カーラの活躍を描き2015年から2021年まで放送された本作は、新聞社に勤めるカーラ・ダンバース=スーパーガールの恋、友情、仕事など、現代女性が抱える日々の悩みや葛藤をリアルに描いた作品でもある。また、実は地球の平和を守るスーパーヒロインであると同時に等身大の普通の女の子の一面も見せるカーラは、とにかく恋愛に関しては超奥手。

そんな彼女が恋い焦がれる同僚のジミー・オルセン(メカッド・ブルックス)に対して積極的にアプローチをかける姿からは勇気と自信がもらえることだろう。女性だけでなく、男性からも圧倒的支持を集めているドラマのため、守備範囲の広さや海外ドラマ鑑賞の趣味をアピールするのにもってこいの作品だ。

製作総指揮:グレッグ・バーランティ(『リバーデイル』)、アリ・アドラー(『CHUCK/チャック』)、アンドリュー・クライスバーグ(『ARROW/アロー』)ほか

出演者:メリッサ・ブノワ(『Glee/グリー』)、メカッド・ブルックス(『ダニーのサクセス・セラピー』)、カイラー・リー(『グレイズ・アナトミー』)、ジェレミー・ジョーダン(『ラスト5イヤーズ』)、デヴィッド・ヘアウッド(『HOMELAND』)ほか

学生諸君はこちらから!『Glee/グリー』

2009年から2015年まで放送。マッキンリー高校の廃部寸前のグリークラブを舞台に、夢を追いかける高校生たちの青春を描くミュージカル・ドラマ。青春にありがちなホロ苦い恋や運命的な恋などを、おなじみのラブソングと共に描き出す本作は、恋人とソファでくつろぎながら観るにも丁度良い清々しさを纏っており、健全な学生たちには大変おススメだ。お互い知っている曲が流れた時には良いムードになること間違いなし!

学生たちにとってバレンタインデーというのは一大イベント。告白ひとつでその後の学園生活までもが左右されかねないこの日のために、本作で活力を注入しよう!

製作総指揮:ライアン・マーフィー(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、ブラッド・ファルチャック(『スクリーム・クイーンズ』)、イアン・ブレナン(『ゾンビスクール!』)ほか

出演者:マシュー・モリソン(『恋愛だけじゃダメかしら?』)、ジェーン・リンチ(『Lの世界』)、リア・ミシェル(『スクリーム・クイーンズ』)、クリス・コルファー(『ザッツ・ファビュラス!』)、ケヴィン・マクヘイル(『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』)、ダレン・クリス(『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』)ほか

友達から恋人へ発展させたいなら『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』

2007年から2019年まで放送された本作は、アパートで共同生活を送る物理学者で根っからのオタクであるシェルドン(ジム・パーソンズ)とレナード(ジョニー・ガレッキ)の向かいの部屋にある日、ブロンドのキューティーガールが引っ越してきたことから始まるコメディ・ドラマ。ご近所さんになった美女ペニー(ケイリー・クオコ)に恋い焦がれるようになるレナードが織り成す不器用だが、どこか憎めない可愛らしい恋愛劇に思わずクスッとしてしまう。日本でも老若男女問わず高い人気を誇っている。

今はまだ友達だけどこれから恋人同士になりたいと考えている方にぜひともオススメしたい。気になるあの人も本作を気に入って、あなたのユーモアセンスに惹かれること間違いなし?

製作総指揮:チャック・ロリー(『ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』)、ビル・プラディ(『ザ・マペッツ』)ほか

出演者:ジョニー・ガレッキ(『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』)、ジム・パーソンズ(『ノーマル・ハート』)、ケイリー・クオコ(『パパにはヒ・ミ・ツ』)、サイモン・ヘルバーグ(『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』)、クナル・ネイヤー(『遺伝子組み換え食品』)、メイエム・ビアリク(『ラリーのミッドライフ★クライシス』)ほか

友達と見てもOK!何人でも楽しめる『フレンズ』

1994年から2004年まで放送され、伝説的な名作コメディとして名前の挙がる本作は、ニューヨークで暮らし、毎日のように同じコーヒーハウスに集まるレイチェル(ジェニファー・アニストン)、モニカ(コートニー・コックス)、フィービー(リサ・クドロー)、ロス(デヴィッド・シュワイマー)、チャンドラー(マシュー・ペリー)、ジョーイ(マット・ルブラン)の仲良し6人組が経験する人生の喜びや厳しさをシュールに描くシットコム。

もしも、今は恋人や気になる人がいないというあなたは、友達をたくさん集めて『フレンズ』を観ながら、ゲラゲラ笑って過ごそうではないか! そうすれば、まったく寂しい思いをせず、むしろ恋人へのいらぬ気遣いもなしに、より楽しい時間を過ごせるのではないだろうか。失恋したばかりの友達がいるのなら、そういったエピソードも多数用意されているドラマなので、とにかく本作の流れに身を任せればいい。

製作総指揮:ケヴィン・ブライト(『Joey ジョーイ』)、デヴィッド・クレーン(『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』)、マルタ・カウフマン(『グレイス&フランキー』)ほか

出演者:ジェニファー・アニストン(『モンスター上司』)、コートニー・コックス(『クーガータウン』)、リサ・クドロー(『ウェブセラピー』)、マット・ルブラン(『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』)、マシュー・ペリー(『グッド・ワイフ』)、デヴィッド・シュワイマー(『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』)ほか

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ヴァンパイア・ダイアリーズ』(C)2017 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. 『ゴシップガール』(C)Warner Bros. Entertainment Inc. 『ママと恋に落ちるまで』(C)2011 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights. 『SUPERGIRL / スーパーガール』(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. SUPERGIRL and all related pre-existing characters and elements TM and cDC Comics based on characters created by Jerry Siegel & Joel Shuster. SUPERGIRL series and all related new characters and elements TM and cWarner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 『Glee/グリー』(C)2009-2010 Fox and its related entities. All rights reserved. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(C)Warner Bros. Entertainment Inc. 『フレンズ』(C)Warner Bros. Entertainment Inc.