大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、シーズン3から登場したモサドの諜報員ジヴァ・ダヴィード役のコート・デ・パブロが、なぜシリーズを去ったのか語った。(※本記事は、シーズン16の重要なネタばれを含みますのでご注意ください)
今年放送されたシーズン16の最終話で衝撃のカムバックを果たしたジヴァ。本国アメリカで今週よりスタートしたシーズン17の第1&2話にも登場することが決定している。
米USA TODAYのインタビューでコートは、2013年にシーズン11でシリーズを降板した時は戻って来ることはないだろうと思っていたと述べ、2016年のインタビューで「コートは、ジヴァ役が尊重されていないと感じていた」と報道されていたことについて、自分のコメントが間違って解釈されたと、異を唱えた。
「そのコメントは、ある時点で文脈を無視した解釈になってしまったと思う。私が降板するというニュースを正当化するために、そうメディアが書き立てたのよ。だけど、そのことについて明かす心の準備ができていないの。いつかは話すだろうけど、降板したのは辞めたかったからでも準備ができていたわけでも、疲れていたからでもない。本当に選択肢がなかったのよ」と話し、核心は避けながら答えた。
ジヴァのカムバックについては、製作総指揮を務めるフランク・カルデアとスティーヴン・D・バインダーがコートに連絡を取り、ギブスを演じ製作総指揮も担うマーク・ハーモンも交えて4人でミーティングを行い、具体的に出演に向けて話を進めたそうだ。
そして、カムバックした撮影当時のことを振り返り、「みんなは私を待っていて、私がスタジオに入った時に立ち上がって、拍手で迎えてくれたの。私は言ったわ。"やった、私は帰ってきた!"と。本当に良かった」と語った。
『NCIS』を降板後にコートは、2010年に南米チリで起きた鉱山落盤事故の奇跡の生還劇を描く映画『チリ33人 希望の軌跡』に出演し、米CBSのミニシリーズ『The Dovekeepers(原題)』やヒューマンドラマ映画『Seneca(原題)』にも登場。2018年8月には、『NCIS』で共演したトニー役のマイケル・ウェザリーと、CBSの新作ドラマ『MIA(原題)』で共同製作総指揮を務めると報じられていた。
コートがジヴァ役でカムバックする『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン17は、CBSにて9月24日(火)より放送スタートしたばかり。(海外ドラマNAVI)
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