『NCIS』マイケル・ウェザリー、テレビ初出演作に違和感ありすぎて話題に

米CBSの人気ロングラン犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で11シーズンにわたり、アンソニー・“トニー”・ディノッゾ役を演じて人気を博したマイケル・ウェザリー。彼のテレビ初出演作が、「あまりにもトニー役と違いすぎて違和感がある」と話題になっている。

初々しいドラマデビュー

『NCIS』にレギュラー出演する前、リーガル・ラブコメドラマ『アリー・myラブ』や、SFアクションドラマ『ダーク・エンジェル』にも登場していたマイケルのドラマ初出演作は、1991年に放送されたシットコム『ビル・コスビー・ショー』シーズン7の第13話となっている。

1984年から8シーズンにわたって放送された本シリーズは、コメディ俳優のビル・コスビーがクリフ・ハクスタブル役で主演し、ニューヨークのブルックリンに暮らすハクスタブル一家の生活が描かれる。マイケルがゲスト出演したエピソードでは、クリフの息子であるテオの学期末試験が物語の中心に。テオが試験の終了後、自宅で開くパーティーを準備するシーンにマイケルはテオのルームメイト役で登場している。ポロシャツ姿でメガネをかけたマイケルが、必死にピンクの風船を膨らませていたが破裂してビックリし、観客の笑いを誘うという設定だ。

名前もないキャラクターを演じた当時23歳のマイケルは、番組に出演クレジットすらされておらず、『NCIS』のスーツ姿がキマったトニー・ディノッゾ捜査官役の面影は一つもない。とはいえ、初々しいドラマデビュー作から『NCIS』の出演まで12年のギャップがあるため、違って見えて当然だろう。

ファンの期待を煽る?

なおマイケルについては、CBSがキャラクター主導の『NCIS』のスピンオフを計画しているのではないかと憶測が飛び交っており、一部のファンからは、トニーとジヴァ・ダヴィード(コート・デ・パブロ)を主人公にしたシリーズを期待する声が上がっている。Twitterでは、そんな企画を望むファンがマイケルに向けてツイートしたところ、マイケルから、「そんな“瞬間”を味わえる面白い年になるかもしれないから、乞う期待」とのメッセージを返信し、ファンの期待を煽っている。

近いうちに、トニーとジヴァを主人公にした『NCIS』の新スピンオフの朗報が届くかどうか、今後の動向に注視しておきたい。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』はHuluにてシーズン1~19が配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『NCIS ネイビー犯罪捜査班』 ©2023 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved./マイケル・ウェザリー、Pinterestより