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童話作家アンデルセンが事件を捜査!新作ドラマ『Fairytale Detective』

2025年9月17日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ダグレイ・スコット

「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「はだかの王様」「おやゆび姫」「雪の女王」「赤い靴」といった作品で知られる19世紀のデンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンが新作ミステリードラマの主役になることが分かった。米Varietyが伝えている。

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アンデルセンが主人公を務めるのは、Omega Global Media制作の新作ドラマ『Fairytale Detective(原題)』。1850年代のコペンハーゲンを舞台に、アンデルセンの物語に登場するキャラクターたちが命を吹き込まれた形で登場し、正義を追い求める彼の犯罪捜査を手助けする…というストーリーだ。

脚本を担当するブレンダン・フォーリーは、シャーロック・ホームズが娘とともに犯罪捜査に当たるという、アーサー・コナン・ドイルの原作小説から大きく翻案したドラマ『Sherlock and Daughter(原題)』のクリエイターとして知られる。そしてアンデルセンを演じるのは、ダグレイ・スコット(『M:I-2』『BATWOMAN/バットウーマン』)。ダグレイはフォーリーの『Sherlock and Daughter』にホームズの宿敵モリアーティ教授役で出演しており、再タッグとなる二人は製作総指揮にも名を連ねる。

主演のスコットは声明で次のように述べている。「ブレンダン・フォーリーと『Fairytale Detective』でコラボレーションするのがとても楽しみです。彼はハンス・クリスチャン・アンデルセンの世界にユニークでワクワクするような視点を与えてくれました。面白くて驚きに満ちつつも、とにかく感動的なんです。アンデルセンは悲喜こもごもある人物で、自閉スペクトラムの可能性もあるんですが、そんな彼にとっての唯一の感情表現が自分の創作したキャラクターたちを通したものなのです。つまり、彼自身も彼のキャラクターの一人なのです。犯罪を解決することは、物語を紡ぐのと同じように、彼にとっては自己肯定の手段であり、周囲の世界を理解して繋がるための機会でもあります。彼の人生と人物像の側面を探っていけることに非常に興奮していますし、視聴者にとっても発見に満ちた作品になることを願っています」

童話にまつわる犯罪捜査ものというと、「グリム童話」で知られるグリム兄弟の子孫が主役の『GRIMM/グリム』を連想する人もいるだろうが、あちらは現代が舞台なのに加えて、「グリム童話」にまつわるキャラクターが基本的に敵として登場していたことを考えると、内容は大きく異なるものになりそうだ。主人公のキャラクター像としては、『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のアストリッドに似たものがあるのかもしれない。

『GRIMM/グリム』全6シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)


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参考元:米Variety

Photo:ダグレイ・スコット

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海外ドラマNAVI編集部

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