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『GRIMM/グリム』リブートの状況は?本家キャストが語る

2025年8月8日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

米NBCの人気ドラマ『GRIMM/グリム』のリブート版が、米Peacockで開発中とのニュースが報じられて7ヶ月経つが、進捗状況はどうなっているのだろうか。

地上波のドラマは本当に質が低いのか? 『GRIMM/グリム』に見るアメリカのドラマの底力

2011年に米NBC局で放送がスタートした『GRIMM/グリム』が、アメリカでは今年8月に全6シーズンで有終の美を飾った。主人公はオレゴン州ポートランドの市警察殺人課の刑事ニック・ブルクハルト。グリム童話で知られるグリム兄弟の末裔で、人間の姿を借りて潜むモンスター(ヴェッセン)の正体を見抜くことができる特殊能力を持つ。…

『GRIMM/グリム』リブートはどこまで進んでいる?

『GRIMM/グリム』は、グリム童話をモチーフにしたダーク・ファンタジー捜査ドラマ。2011年~2017年まで米NBCにて放送された。ポートランド警察の刑事ニック・ブルクハルトが、魔物(ヴェッセン)を見抜ける“グリム”の末裔であることに気づき、奇怪な事件の数々に挑んでいく。

オリジナル版でジュリエット・シルバートン/イヴ役を演じたエリザベス・トゥロックが米TV Lineのインタビューに応じ、リブート版の状況について明かしている。「脚本が執筆中だと聞いていて、(ニック役の)デヴィッド(・ジュントーリ)が関係者と会ったとも聞いています。当然ながら、彼の関与なしでリブートやスピンオフをやるとは思えません。とてもワクワクしています」と語った。

さらに、「『スーパーマン&ロイス』のプロモーションでコミコンに参加している時に、『グリム』関連のサインを求められることが急に増えて不思議に思っていたんです」ともコメントしている。1年ほど前から、米CWの無料アプリで『グリム』が配信されて再び番組への注目が高まっており、同アプリで視聴数ナンバーワンを記録しているとのこと。重役からその事実を聞かされたビッツィーは、「だから最近サインを求められるのか」と納得したと説明。続けて、「全部で123話を製作したし、Rotten Tomatoesでは今でも90%の高評価なんです。終わってから8年経った今でも、作品が見つけられて愛されているのは本当に嬉しいですね」と、作品への誇りと喜びも語っている。

最後に、「あなた自身もリブート版に出演したいと思っていますか? それとも、ジュリエットやイヴというキャラクターからは、すでに気持ちが離れている感じですか?」との質問には、「それは脚本次第ですね。キャラクターにどんなビジョンを持っているのかによるでしょう」と回答。リブート版の方向性によっては復帰の意志があると示した。

リブート版では、『CSI:科学捜査班』『ブラックリスト』などを手がけたジョシュ・バーマンが脚本・製作総指揮を担う。また、本家で共同ショーランナーを務めたデヴィッド・グリーンウォルトとジム・カウフのほか、プロデューサーのリン・カウフも参加している。

リブート版について、今度の動向を注視しておきたい。『GRIMM/グリム』全シーズンはHuluで配信中。

参考元:TV LineYouTube

Photo:『GRIMM/グリム』© Open 4 Business Productions LLC. All rights reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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