グリム童話をベースに、米NBCにて2011年から6シーズンにわたって放送されたダーク・サスペンスドラマ『GRIMM/グリム』の映画化が進められているようだ。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
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『GRIMM/グリム』製作者、グリム童話の次はシェイクスピアをテーマにドラマ化!
グリム童話の世界をモチーフに物語が綴られる米NBCのダーク・サスペンスドラマ『GRIMM/グリム』の製作スタッフが、今度は同局でウィリアム・シェイクスピアの作品をテーマに新シリーズを製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。 人気コメディドラマ『ウィル&グレイス』のジャック役で知られるショーン・ヘイ…
人気ドラマ→映画化の流れに乗って
近年、『ピーキー・ブラインダーズ』『24 -TWENTY FOUR-』『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』といった人気ドラマが映画としてよみがえると伝えられているが、2017年に幕を閉じた『GRIMM』もその流れに乗るようだ。
映画版に関する情報は今のところほとんど出ていないが、『私はラブ・リーガル』のクリエイターを務めたジョシュ・バーマンが脚本を手掛けるという。バーマンはこれまで『GRIMM』に関わったことはないものの、『CSI:科学捜査班』『BONES』といった犯罪捜査ドラマの脚本・プロデューサーを担当していた経験は、魔物(ヴェッセン)が関わった事件を追う『GRIMM』にも通じると言えそうだ。デヴィッド・グリーンウォルト、ジム・カウフ、ショーン・ヘイズ、トッド・ミリナーというオリジナルの制作陣は製作総指揮として名を連ねる。
オリジナルの舞台はオレゴン州ポートランド。自分が人間に紛れて存在している魔物(ヴェッセン)を狩るグリム一族の末裔であることを知った殺人課刑事のニックが、同僚や仲間の助けを借りながら魔物の関わる不可思議な事件を解決していくというストーリーだ。デヴィッド・ジュントーリ演じるニック・ブルクハルトをはじめとした個性的なキャラクターと魅力的なストーリーで多くのファンを獲得した。
熱心なファンがいることで知られる作品だが、映画版はドラマ版やグリム童話を知らない人にも向けた作品となる模様。成功すればフランチャイズ化される可能性もあるという。
とはいえ、今の段階から期待し過ぎるのは禁物だ。なぜなら、『GRIMM』は放送終了翌年の2018年に女性を主人公にしたスピンオフドラマが企画されたものの、陽の目を見ることなく立ち消えとなった。また米TV Lineによれば、リブートの形は決まったわけではなく、映画以外の方法で復活する可能性もあるんだとか。続報が入り次第、お伝えしたい。
『GRIMM/グリム』全6シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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