
数々のヒットドラマを生み出してきたションダ・ライムズはスピンオフ、さらには前日譚やクロスオーバーの名手だが、すべてのアイデアが実際にテレビで放送されたわけではない。今回、放送開始から20年目を迎えた『グレイズ・アナトミー』を振り返る中で、ライムズはいくつか実現しなかったアイデアがあったことを明かした。米Entertainment Weeklyが伝えている。
ションダ・ライムズの中にあった構想
ライムズの代表作の一つ『グレイズ・アナトミー』からは、2007年に『プライベート・プラクティス』、2018年に『STATION 19』というスピンオフが作られているが、ライムズは「『グレイズ・アナトミー』では、実現しなかったスピンオフのアイデアがいくつもありました」と語る。
「『シカゴ・アナトミー』や『ボストン・アナトミー』も作れたかもしれません。でも、同じ世界を再構築することに魅力を感じなかったんです。だから、別のアイデアを考えていました」
シアトルを舞台にした『グレイズ・アナトミー』を、ほかの都市に移して同じような世界を作るという『CSI』や『NCIS』がフランチャイズ化でやる手法には惹かれなかったようだ。
ライムズが考えていたアイデアの一つは、シェパード家に関するものだった。「アメリア・シェパード(カテリーナ・スコーソン)を中心にした、シェパード姉妹のスピンオフが作れそうだと思いました。みんな医者ですし、実現すればとても面白い作品になったでしょう」
アメリアはシーズン1からシーズン11まで登場していたデレク・シェパード(パトリック・デンプシー)の妹。デレクには4人の姉妹がおり、出演話数が200以上に上る脳神経外科医のアメリアが一番目立つ存在だが、産婦人科医の姉ナンシー(エンベス・デイヴィッツ)、デレクが手を負傷した際に駆けつけた妹リジー(ネーヴ・キャンベル)、精神科医の妹キャスリン(エイミー・アッカー)とほかの姉妹もシリーズに登場している。しかし、彼女たちが一堂に会したことはない。
だからこそ、シェパード姉妹を描くスピンオフのアイデアが浮かんだのだろう。シェパード家といえば、海軍所属の看護師だったデレクたちの母親キャロリン(タイン・デイリー)も忘れてはならない。これだけ多くのキャラクターがいれば、話を膨らませることもしやすかっただろう。
『スキャンダル』では「B613のスピンオフをやりたかった」
ライムズの実現しなかったスピンオフ案の中には『スキャンダル 託された秘密』に関するものもあったそうで、ライムズは「B613のスピンオフをやりたかったんです」と打ち明けた。オリヴィアの父親ローワン・"イーライ"・ポープ(ジョー・モートン)が指揮していたCIAの秘密組織のB613には大きな可能性があったが、最終的には本家の中で描かれることになった。
ほかにも多数のスピンオフ案があったそうだが、「私たちは独立して成り立つ作品作りを目指していました。本家に出ているキャラクターのスピンオフにすると、人々は元の作品と同じようなものを求めてしまうんです。“今度はアディソン(ケイト・ウォルシュ)が主人公の番組をやるんだ”という感じにね。人は、本能的にうまくいったことを繰り返したくなるものだから。つまり、新しい世界を作り上げるのは非常に難しいことなんです」とライムズは語った。
『グレイズ・アナトミー』シーズン1~20は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。シーズン21は米ABCで放送中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios/『スキャンダル 託された秘密』© ABC Studios