全6シーズンにわたり放送され、イギリス制作のテレビ番組として国際的な地位を劇的に向上させた『ダウントン・アビー』。最終章となる映画第三弾『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』の公開もいよいよ来週に控えているが、実は当初予定されていたタイトルが却下されていたという事実はあまり知られていない。もしそのまま進んでいれば、これほどの成功はなかったかもしれないのだ。
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ラストシーンの撮影が一番印象的!『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』監督インタビュー
20世紀初頭の英北部ヨークシャーを舞台に、激動の時代を生きる …
却下された最初のタイトルとライバルの存在
Television Academyのインタビューで番組の歴史を振り返ったクリエイターのジュリアン・フェロウズは、ドラマの仮題が当初『チャーフォード・マナー(Charford Manor)』であったことを明かした。これは彼の曾祖父が実際に住んでいた屋敷の名前にちなんだもので、フェロウズにとっては家族の歴史に深く結びついた愛着のある名称だった。
しかし、決定権を持つ上層部の判断はノーだった。理由は極めてシンプルで、3年前に放送を開始していたBBCの時代劇『クランフォード(Cranford)』と響きが似すぎているというものだ。この却下を受け、彼は再びタイトルを練り直す必要に迫られたのである。
『チャーフォード・マナー』が却下された後、フェロウズは自らのルーツをさらに遡った。そこで目をつけたのが、曾祖父がウィルトシャー州で設立に関わっていた「ダウントン・カルチュラル・カレッジ」というプロジェクトだ。ここから「ダウントン」の名を借り、一時は『ダウントン・マナー』という案が浮上した。
その後、タイトル案は『ダウントン・パーク』へと変遷する。しかし、ここである懸念がよぎった。自身が脚本を手掛けた映画『ゴスフォード・パーク』の存在だ。彼は「自分が(パーク=公園の)管理人になっていくような気がしてしまった」と当時を振り返っている。
最終的に、彼は別の屋敷にちなんで「アビー(修道院・大邸宅)」という言葉を選び取った。「一瞬、視聴者が修道士の物語だと思ってしまうのではないかというパニックもありましたが、予告編を見てもらえれば誤解は解けるだろうと考えたのです」
時代劇の第一人者が築いた揺るぎない金字塔
結果として、全員が納得した『ダウントン・アビー』という名称は、作品の持つ気品と格式を象徴する完璧なタイトルとなった。現在、フェロウズはHBOの『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』で再び時代ドラマの筆を執り、このジャンルにおける第一人者としての地位を揺るぎないものにしている。もしあの時、別の名前が選ばれていたら今の熱狂はなかったかもしれない。
『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』は1月16日(金)より日本公開。『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line



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