クリス・エヴァンス、『プリズン・ブレイク』『THIS IS US』スターも…2023年に結婚したセレブ

2023年ももうすぐ終わりだが、今年も多くの朗報が届いた。愛する人と永遠の誓いを交わした人たちをまとめてご紹介しよう。

ジョン・ハム&アンナ・オセオラ

米AMCで2007年から2015年まで放送された人気ドラマ『MAD MEN マッドメン』に主演してブレイク、米People誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたこともあるジョン・ハムもついに既婚者に。2020年から交際し、今年初めに婚約していた女優のアンナ・オセオラとカリフォルニア州アンダーソン・キャニオンで式を挙げた

52歳のジョンと17歳下のアンナは『MAD MEN』シリーズフィナーレで共演。アンダーソン・キャニオンはその最終話が撮影された場所であり、二人にとって思い出深い場所ということで選ばれたようだ。ジョンはかつて女優のジェニファー・ウェストフェルト(『グレイズ・アナトミー』)と1990年代後半から2010年代半ばにかけて約18年付き合っていた。

クリス・エヴァンス&アルバ・バチスタ

今年結婚したことが特に大きく報じられた一人が、マーベル映画『キャプテン・アメリカ』シリーズでおなじみのクリス・エヴァンスだろう。ジョン・ハムと同じくPeople誌の「最もセクシーな男性」の称号を得たこともある彼が、42歳にしてついに独身生活に終止符を打つことに。お相手は、16歳下の女優アルバ・バチスタ(『シスター戦士』)。クリスとポルトガル出身のアルバはおよそ2年前から交際しており、9月にマサチューセッツ州ケープ・コッドにある私有地で行われた結婚式には、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、ジェレミー・レナーという『アベンジャーズ』シリーズの共演者も“アッセンブル”したという。

カット・デニングス&アンドリュー W.K.

クリス・エヴァンスと同じく今年ゴールインしたマーベル俳優のカット・デニングス。『マイティ・ソー』シリーズでナタリー・ポートマン演じるジェーンの同僚ダーシーを演じる彼女は、ミュージシャンのアンドリュー W.K.と11月、ロサンゼルスにある自宅で15人ほどのゲストを招いて、ささやかながらも居心地のいい式を執り行った。結婚したのは、台所でプロポーズし合った日からちょうど3年後だったそう。

マイロ・ヴィンティミリア&ジャラ・マリアーノ

今年7月に46歳となったマイロ・ヴィンティミリアもゴールイン。何度か共演者と恋に落ちてきたものの、私生活についてあまり語らない彼は、今年初旬にハワイ出身の韓国系アメリカ人モデル、ジャラ・マリアーノと結婚していたことが明らかに。人気ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で家族を大事にする男ジャック・ピアソンを演じたことで、それまで以上に自分の将来について考えるようになったと数年前に語っていたマイロ。その際に、「結婚を求めているわけではないけれど、いいタイミングでぴったりな相手と出会えばそういうことも起こるだろう」と話していた彼は、自然な形で人生のパートナーに出会ったようだ。

ドミニク・パーセル&ティッシュ・サイラス

大人気ドラマ『プリズン・ブレイク』のリンカーン役で知られるドミニク・パーセルは、歌手で女優のマイリー・サイラスの母親ティッシュ・サイラスと結婚。8月にカリフォルニア州マリブで、内輪だけの式を挙げた。ドミニクより3つ上のティッシュは、昨年までカントリー歌手のビリー・レイ・サイラスと29年間結婚していた。一方のドミニクも1998年から2008年まで映画プロデューサーと結婚しており、ともに再婚となる。

ミシェル・ドッカリー&ジャスパー・ウォーラー=ブリッジ

英国ドラマ『ダウントン・アビー』でメアリー・クローリーを演じたミシェル・ドッカリーも、ついに幸せを見つけた。お相手は、俳優としてだけでなく脚本家やクリエイターとしても活躍するフィービー・ウォーラー=ブリッジの弟でプロデューサーのジャスパー・ウォーラー=ブリッジ。二人は9月にロンドンの聖ニコラス教会にて結婚の誓いを交わしている。『ダウントン・アビー』のメアリーは愛する夫マシューを事故で失いながらも最終的に別の相手と結ばれたが、ミシェルもかつて婚約者をガンにより失うという悲劇に見舞われていた。同じように新たな幸せを見つけられた彼女の式には同作キャストの多くも駆けつけた。

アニャ・テイラー=ジョイ&マルコム・マクレー

エミー賞で11部門に輝いた『クイーンズ・ギャンビット』に主演したアニャ・テイラー=ジョイは、2021年より交際していたミュージシャンのマルコム・マクレーと9月末にイタリアのヴェネツィアで挙式。二人は婚約を発表してはいなかったが、昨年7月にアニャが左手の薬指に指輪をはめている姿がメディアで報じられていた。

マーガレット・クアリー&ジャック・アントノフ

カット・デニングスやアニャ・テイラー=ジョイと同じくミュージシャンと結婚したのは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』や『メイドの手帖』への出演で話題となったマーガレット・クアリー。ポップ・ロック・バンド、Fun.のメンバーであるジャック・アントノフと8月に永遠の誓いを交わした。2022年に婚約していた二人は、新郎の思い出の店であるニュージャージーのレストランで式を挙げている。参列者としてテイラー・スウィフト、ラナ・デル・レイ、チャニング・テイタム、ゾーイ・クラヴィッツ、カーラ・デルヴィーニュなどの人気アーティスト・俳優が集まった。

タイラー・ポージー&フェム

10月にゴールインしたのは、マイケル・J・フォックス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ)が主演した1985年のコメディ映画を元に、2010年代に6シーズン続いたアクションドラマ『ティーン・ウルフ』の主演タイラー・ポージー。32回目の誕生日を迎える4日前に、カリフォルニア州のマリブで婚約者でシンガーソングライターのフェムと式を挙げた

「愛する人たちに、その場にいてほしかった」彼らのため、式には『ティーン・ウルフ』でデレク・ヘイルを演じたタイラー・ホークリンも参列。また、2014年に乳ガンのため亡くなったタイラーの母親の写真が会場に飾られていたそうだ。

ナオミ・ワッツ&ビリー・クラダップ

ともに50代半ばで初婚となったのは、ナオミ・ワッツ&ビリー・クラダップ。ナオミは長らくリーヴ・シュレイバー(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)と、ビリーはメアリー=ルイーズ・パーカー(『Weeds ~ママの秘密』)やクレア・デインズ(『HOMELAND』)とパートナー関係にあったが、これまで結婚したことはなかった。ナオミとビリーは2017年のドラマ『ジプシー』で共演した際には歪な夫婦を演じていたが、今年6月に入籍した二人は幸せそうだ。

ケイト・ボスワース&ジャスティン・ロング

婚約から結婚までの動きが素早かったのはケイト・ボスワース(『アート・オブ・モア 美と欲望の果て』)&ジャスティン・ロング(『ダイ・ハード4.0』)。2021年に共演した二人はその後まもなく交際が報じられ、今年の3月に婚約が伝えられると、それから約2ヵ月後の5月に正式な夫婦に。ジャスティンの45回目の誕生日の数日前、早く結婚したいケイトの希望でニューヨークのクイーンズにあるレストランで思いつきのカジュアルな結婚式を挙げたという。

グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック

今年ももうすぐ終わりという12月下旬に朗報が飛び込んできたのが、ともに監督同士のグレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック。40歳のガーウィグは『レディ・バード』と『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたほか、『バービー』を大ヒットさせたことも記憶に新しい。一方、54歳のバームバックも『イカとクジラ』と『マリッジ・ストーリー』でアカデミー賞脚本賞候補になっただけでなく、『バービー』では製作総指揮・共同脚本家としてガーウィグを支えた。2011年からパートナー関係にある二人の間には、2019年と今年初めにそれぞれ息子が生まれている。

ミシェル・ヨー&ジャン・トッド

今年3月に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を手にしたミシェル・ヨーは、その数ヵ月後におよそ20年前からの婚約者であった元フェラーリCEOのジャン・トッドとゴールイン。マレーシア人のミシェルとフランス人のジャンはスイスのジュネーブで式を挙げている。ミシェルがオスカーを手にした時にも16歳上の彼はそばで寄り添っていた。

アビゲイル・ブレスリン&アイラ・クニヤンスキー

2006年の映画『リトル・ミス・サンシャイン』で子ども向けのミスコンに出場することになった少女オリーヴを演じてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン。今年1月、26歳になった彼女は、長年の恋人である実業家のアイラ・クニヤンスキーと結婚した。

ヴァネッサ・ハジェンズ&コール・タッカー

『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでブレイクしたヴァネッサ・ハジェンズも花嫁に。『ハイスクール~』で共演したザック・エフロンや『エルヴィス』のオースティン・バトラーとこれまで付き合ってきた彼女が伴侶に選んだのは、野球選手のコール・タッカー。ヴァネッサから見て8つ下の27歳だ。今年2月にパリでプロポーズ、そして12月初めにメキシコで行われた結婚式では『モダン・ファミリー』のヘイリー・ダンフィー役で知られるサラ・ハイランドがブライドメイドの一人を務めている。

今年は『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウンをはじめ、婚約のニュースもいくつも届いていた。2024年はそうした人たちの中からゴールインを遂げるカップルが出てきそうだ。みんな、お幸せに!

(海外ドラマNAVI)

Photo:クリス・エヴァンス ©NYKC/ドミニク・パーセル ©FAM008/FAMOUS/ナオミ・ワッツ ©NYKC