『スター・トレック:ディスカバリー』キャスト、作品への想いを明かす「なんとかどこかで続けたい」

シーズン5をもって終了する米Paramount+のSFドラマ『スター・トレック:ディスカバリー』。本作にジェット・リノ役で出演していたティグ・ノタロが作品への想いを明かしたとIndieWireが伝えている。

スピンオフが作られるかもしれない?

シリーズ史上初めて黒人女性のマイケル・バーナムというキャラクターを主人公に迎え、人気を博した『スター・トレック:ディスカバリー』。本作で無表情でありながら冗談好きで突如ニックネームをつけたりするキャラクターのジェットを演じあげたティグはIndieWireの最新インタビューに応じた。

新作スピンオフ『Star Trek: Starfleet Academy(原題)』でジェットを演じ続ける可能性があるかを聞かれたティグは「誰にもわからなくない?」とコメント。「もしかしたら本格的なジェット・レノのスピンオフが作られるかもしれないし。なんとかどこかで続けられることを願ってる。だってすごく楽しいキャラクターだと感じてるし、脚本家たちやみんなにとても良くしてもらってきた。素晴らしい時を過ごすことができたし、どこかでジェット・レノに将来が待っているといいなと思ってる」と、将来に期待を抱いていることを明かした。

ティグはさらに今の時代における『スター・トレック』という作品の意義を感じているそう。「『スター・トレック』は世界がどうあるべきか、どうなりうるかを表現していると感じる。最初からずっと追い続けているとは言えないけれど子供の頃、兄と一緒にオリジナルシリーズに夢中だった。みんなが言うことだけど、ポジティブさと希望を発信しているこの作品に関わることができるのは本当に名誉なこと。こういう作品は常に必要とされてきたけれど、特に今はとても重要だと思う。もちろん、希望や喜び、オープンさに対して不満を抱く人もいるだろうけど、一般的には誰の感情も傷つけるものではない」と、話している。

ティグ自身も愛するキャラクターを再び見ることができる日は来るのか。その行方を見守りたい。

『スター・トレック:ディスカバリー』を配信中のParamount+は、WOWOWオンデマンドおよびJ:COM STREAM、AmazonのPrime Videoチャンネル(有料チャンネル)で視聴可能。(海外ドラマNAVI)

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