『ティーン・ウルフ』タイラー・ポージーが結婚!

2010年代にヒットしたアクションドラマ『ティーン・ウルフ』に主演したタイラー・ポージーが結婚した。米Peopleほか複数のメディアが伝えている。

元共演者や亡き母も見守る中…

マイケル・J・フォックス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ)が主演した1985年のコメディ映画を元に、米MTVにて2011年から6シーズンにわたって続いた『ティーン・ウルフ』で、ある日狼に噛まれたことで超人的な能力を身につけ、それをきっかけに人狼と人狼ハンターの争いに巻き込まれていく主人公スコット・マッコールを演じたタイラー。今月18日に32回目の誕生日を迎える彼は、その4日前の14日(土)にカリフォルニア州のマリブで婚約者でシンガーソングライターのフェムと式を挙げた。

Peopleが新郎新婦の画像をいくつも掲載しており、タイラーは茶色の革靴以外は白一色で固めている。一方、新婦のフェムはフレンチレースをふんだんに使うことで知られる人気ブランド、グレース・ラブズ・レースのドレスを身に着け、髪とブーケの色は彼女が好きなグリーンで統一していた。

式には約60人、披露宴にはそのおよそ倍のゲストが出席。二人は「愛する人たちに、その場にいてほしかった」そうで、式には『ティーン・ウルフ』でデレク・ヘイルを演じたタイラー・ホークリンのほか、女優で歌手のベラ・ソーンやシンガーソングライターのアヴリル・ラヴィーンも参列していたと伝えられる。

タイラーの母親は2014年に乳ガンのため亡くなったが、その写真が会場に飾られていたそうだ。そして式を挙げた新郎新婦がファーストダンスの曲に選んだのは、亡き母が好きだったノラ・ジョーンズの「Come Away with Me」だったという。

なお、挙式する場所としてマリブを選んだ理由について、タイラーは「僕たちは二人とも海の穏やかな感じが好きなんだ。カリブは落ち着いた気分になれる場所だと前から思っていた」と説明。新婚の二人は、ハネムーンは「パラダイスでリラックス」して過ごす予定だという。

子どもの頃から俳優活動をしていたタイラーは、『ティーン・ウルフ』が始まったあたりから音楽活動にも勤しむように。そんな音楽活動がきっかけで2020年にフェムと出会った。プロデューサーに引き合わされて曲を一緒に作ることになった二人は、フェム曰く「お互いの別れた恋人について歌うことを通して結びつき」、交際するように。そして今年6月、バレンタインデーに婚約したと明かしていた。2021年にタイラーが発表したシングル「Shut Up」はタイラーとフェム、そしてロックバンドのブリンク182のドラマーとして知られるトラヴィス・バーカーが共作している。

近年は音楽活動の方が目立つ印象のタイラーだが、今年1月にParamount+で配信された映画版『ティーン・ウルフ』にはほかの多くのオリジナルキャストとともに出演していた。

タイラーとフェム、結婚おめでとう!(海外ドラマNAVI)