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BBC『SHERLOCK/シャーロック』シーズン5はいつ?明らかになっている情報まとめ

英BBCが贈る大人気海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』。2017年に本国でシーズン4が放送されて以来、シーズン5に関するウワサが絶えない。シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチとジョン役のマーティン・フリーマンの出世作ともいえる本作。シーズン5が製作される可能性はあるのだろうか? ここでは、2022年現時点でわかっている情報をまとめてご紹介しよう(本記事には『SHERLOCK』のネタバレが含まれます)。

これまでの『SHERLOCK』※ネタバレあり

視聴する順番は?ドラマ以外に映画も!?

『SHERLOCK』は、全部で4シーズン×全3話(1話あたり約90分)が製作されている。このほか、シーズン2と3の間にミニエピソードが配信。シーズン3と4の間に、テレビ映画となる『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』が放送、その後劇場公開された。

『SHERLOCK』放送の順番
  1. 2010年:シーズン1(全3話)
  2. 2012年:シーズン2(全3話)
  3. 2013年:クリスマス・ミニエピソード「幸せな人生を(原題:Many Happy Returns)」
  4. 2014年:シーズン3(全3話)
  5. 2016年:特別編 映画『忌まわしき花嫁』
  6. 2017年:シーズン4(全3話)

ミニエピソードはどんな内容?日本でも視聴できる?

ミニエピソードは7分12秒からなる、シーズン3の前日譚。ロンドンのとあるパブで、アンダーソンがレストレード警部に死んだはずのシャーロックは生きていると主張するところから始まる。

以前は日本でも、NHKの公式YouTubeチャンネルや、ニコニコ動画にて日本語字幕付きで配信されていたが、現在は公開が終了している。しかし、BBCの公式YouTubeチャンネルでは現在も配信中。日本語字幕も表示できるので安心してほしい。

『SHERLOCK』シーズン5に関するキャスト・製作陣のコメント

シーズン5の制作については、主演のベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンの二人をはじめ、キャスト・クリエイターらは前向きな模様。ただ、さまざまな問題から、用意とはいかない模様だ…。ここからは、主要人物たちによるシーズン5に関するコメントを見てみよう。

①シャーロック・ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチ

『SHERLOCK』シャーロック・ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチ

ベネディクトは、シーズン4が放送される前の2016年に、英国版GQのインタビューで「(シーズン4が)一つの時代の終わりになるかもしれない。正直、そんな気分なんだ。即座に続けるには難しい状態になっているよ」と語っていた。とはいえ、終わりについて明言はしていない。

「僕らは、この番組が終わりだと言うつもりはないよ。僕自身はまたいつかこの世界を訪れたいと思っているし、続けていきたい。でもこれからしばらくの間は僕ら全員が他にやるべきものを抱えていて、この作品については成し遂げた気分なんだ。この先がどうなるかは、しばらく様子を見たいと思う。もしも、もう二度と彼を演じることがなければ、すごく苦々しい気持ちになるだろうね」

その後、米Colliderのインタビューでシーズン5について質問された際は、下記のように答えている。

「その質問を聞くのに僕は最悪の相手だよ。だって、僕は明らかに"絶対"とは言わないからね。だけど、僕にはわからない。今の時点で僕の仕事のスケジュールはパンパンだから、そのことを聞くには僕は最適の人間じゃないよ。それに、マーティンや他の主要キャストの都合もあるしね。だから何とも言えない。脚本が良ければ、いつかは可能かもしれない。“脚本”と言ったけど、ドラマシリーズじゃなくて映画になるかもしれないし、わからないよね? だけど、とにかく今は無理なんだ」

■ベネディクトの今後の予定は?

2021年にはNetflix映画の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のフィル・バーバンク役でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。マーベル映画では、ドクター・ストレンジ役として『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、そして『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に立て続けに出演。

今後は、ロアルド・ダールの短編集「ヘンリー・シュガーのわくわくする話」を原作とした映画『The Wonderful Story of Henry Sugar(原題)』や、1935年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督による映画『三十九夜』のリメイク版『The 39 Steps(原題)』への出演が予定されている。まだまだ多忙を極める模様だ。

②ジョン・H・ワトソン役のマーティン・フリーマン

『SHERLOCK』ジョン・H・ワトソン役のマーティン・フリーマン

マーティンによると、シーズン4放送以降、一部のファンに頭を悩まされることがあったという。2019年に英The Guardianのインタビューで、マーティンは下記のように打ち明けていた。

「シーズン4を撮影していた時点で、ジョンとシャーロックが同性愛者同士だという説にとてもこだわる一部のファンがいたんだ。そして、ジョンとシャーロックがそのような展開にならなかったことに、"裏切りだ"なんて言ってくる人もいた」

同年の英Teregraph紙のインタビューでも、一種のビートルズみたいに熱狂的な人気を獲得した後で、多大な期待に応えるべく努力し続けなければならず、期待に沿えなければ厳しく批判されるのは大変だと指摘。「そんな状態ではもう楽しめない」と漏らしていたことも。

『SHERLOCK』で描かれているシャーロックとジョンの強い絆は、これまで多くのファンの心を掴んできた。本作について、“ブロマンスの代表作”として紹介されることも少なくない。

そんな本作だが、シーズン4が放送された当時、一部から批判が挙がった。シャーロックとジョンのロマンスを視聴者に期待させておきながらも、明確な恋愛描写が描かれなかったことで「クィアベイティングではないか」という声があったのだ(この批判に対する批判もあるが)。

特に近頃は“ブロマンス”という言葉自体いかがなものか、という見方もある。数年前よりもLGBTQ+に対する真摯な姿勢がより求められる今、二人の関係性の描き方については製作陣・ファンともに一度見直すべき問題なのかもしれない。

■マーティンの今後の予定は?

自身が製作総指揮としても参加している育児コメディ『ブリーダーズ 最愛で憎い宝物』や警察ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』、ミニシリーズ『Angelyne(原題)』など、ドラマに多数出演しているマーティン。

今後、2022年11月に公開が予定されているマーベル映画『Black Panther: Wakanda Forever(原題)』やドラマシリーズ『シークレット・インベージョン』にCIAエージェントのエヴェレット・ロス役で出演。ほか『Miller's Girl (原題)』の出演も予定。ベネディクト同様、スケジュールは先まで埋まっていそうだ。

③ジェームズ・モリアーティ役のアンドリュー・スコット

『SHERLOCK』ジェームズ・モリアーティ役のアンドリュー・スコット

シャーロックの宿敵であるジェームズ・モリアーティを演じたアンドリュー。シーズン2のラストで死んだはずのモリアーティだが、その後も幻覚や回想シーンで姿を見せファンを喜ばせている。そんなアンドリューだが、新シーズンが製作されたらカムバックしたいと語っていた。

「自分にとってドアが完全に閉ざされることはない。今は閉じられているけど、だからといって将来的にある時点で開かれることがないという意味じゃない。だけど間違いなく、近いうちに起きることではないだろう」

シーズン5が製作されたら、これまでのように生き返る以外の形で再登場するかもしれない。アンドリューも明確なアイデアがあるわけではなさそうで、「(どうやって再登場するかは)分からないよ。状況によるね。まず製作者たちのアイデアを聞いてから、僕自身の案も出してみるよ」と答えるにとどまっている。

ただ、思い入れの深い作品であることは間違いないようで、「(モリアーティは)特別なんだ。あの作品をとても誇りに思っているからね。正しいタイミングであれば、もう一度話し合ってみるよ」とも話している。

④モリー・フーパー役のルイーズ・ブレーリー

『SHERLOCK』モリー・フーパー役のルイーズ・ブレーリー

原作にはいない人物ながら、シーズン1からシーズン4まで登場している人気キャラクターのモリー。そんな彼女を演じているルイーズも、シーズン5の続投には前向きな様子。シーズン5が作られるなら出演したいか?と聞かれ、「ええ、もちろん!」と答えていた。

「この作品は私にとってとても大事なものなの。7年前から関わっているし、作品自体がこれだけ大きく成長していろんな国で見られているなんて...そんなこと滅多にないから」

シーズン1ではシャーロックに想いを寄せていた可愛らしい彼女が、自立した頼れる仲間として成長していく姿も感慨深い本作。シーズン5が製作されるなら、高い人気を誇るモリーの登場は必須と思いたい。

⑤クリエイターのスティーブン・モファット&マーク・ゲイティス

『SHERLOCK』マイクロフト・ホームズ役のマーク・ゲイティス

シーズン5について質問を受けるたび、前向きな回答をしているクリエイターのスティーブン・モファットとマーク・ゲイティス(マークはマイクロフト・ホームズ役としても出演)。2022年でも、その考えは変わっていないようだ。

「明日にでももう一度『SHERLOCK』をやりたいのに、なぜ私にそれを聞くんだ? マークは明日でもやるだろうし、(プロデューサーの)スー・ヴァーチューも同じだろう。ベネディクトとマーティン次第だ。彼らは作品が終わってからも忠実だった。この作品の給料が彼らの中で一番安かったのは間違いないんだけどもね」

「『SHERLOCK』が、必ずしも彼らが今一番やりたいことだとは思っていない。でももし僕がシーズン5の実現を邪魔している張本人だと思っている人がいるならば、他の皆も参加してくれるなら、僕は明日にでもすぐに脚本を書き始めると自信を持って言えるよ」

とはいえ、モファットは2021年8月に亡くなったハドソン夫人役のユーナ・スタッブスがいない『SHERLOCK』を製作するのは難しいだろうとも述べている。

「撮影セットを組み立て直しても、彼女が魔法のように現れなかったとしたら、あまりに悲しすぎて、私たちは番組を作ることができないかもしれない。これが現実なんだ。やり遂げることができないかもしれない。そして、シーズン5には主役が必要で、当然のことながら、彼らは自分の出番は終わったと思っているかもしれない」

確かに、いつものやさしい笑顔でシャーロックとジョンを見守ってくれるハドソン夫人がいない『SHERLOCK』は、かなり寂しいものになるだろう…。

シーズン5の可能性は?内容はどうなる?

シーズン4のラストでは、221Bでの様子が走馬灯のように流れていくエンディングシーンが印象的。一旦は幕切れとなった本作だが、シーズン5があるとしたらどのようなストーリーになるのだろうか?

SHERLOCK/シャーロック』シーズン2

正典のうち映像化したいのはあのエピソード!

原作が短編中心なこともあり、モファット曰く一話あたり90分の本シリーズに適さない作品も多いそう。短編の中でも可能性が高いものとして、下記を挙げている。

「マークは前から『赤髪連盟』をやりたがっているよ。あと、ちゃんとした終わり方をしていないけど、ちょっと変わったストーリーの『技師の親指』もあるよね。ほかには、『ギリシャ語通訳』もすごくエキサイティングな内容だと思う」

スピンオフの可能性はある?

2014年には「もしスピンオフを製作するとしたら?」というテーマでいくつかのアイデアが語られていた。当時話されていたのは、モリーとメアリーや、レストレード警部が主人公となるスピンオフ。かなり前の話なので実現可能性は低いだろう…。クリスマススペシャルの特番などでもいいので、本作にまた会える日が早く来てほしいものだ。

海外ドラマ『SHERLOCK』配信情報

『SHERLOCK』シーズン4

『SHERLOCK/シャーロック』シーズン1~4は、現在Hulu(フールー)Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、スターチャンネルEXにて配信中。2022年5月31日(火)まではNetflix(ネットフリックス)でも配信されていたが、現在は終了している。

Huluシーズン1~4、映画『忌まわしき花嫁』
Amazon Prime Videoシーズン1~4
スターチャンネルEXシーズン1~4、映画『忌まわしき花嫁』
Netflix取り扱いなし
U-NEXT(ユーネクスト)取り扱いなし
Disney+(ディズニープラス)取り扱いなし

シーズン5については、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『SHERLOCK/シャーロック』
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010
(C) Hartswood Films 2016.