
名作ドラマ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』のトニー・ソプラノ役ジェームズ・ガンドルフィーニの実の息子で俳優のマイケル・ガンドルフィーニが、前日譚ドラマ出演の可能性について口を開いた。米Entertainment Weeklyが伝えている。
「おそらくトニーの物語は幕を閉じた」
米HBOで1999年から6シーズンにわたって放送された『ザ・ソプラノズ』は、前日譚ドラマ制作の噂が数年来囁かれているが、その噂にマイケルが反応。2021年にリリースされた前日譚映画『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』で若き日のトニーを演じた彼が、前日譚ドラマで同役を再演するかに言及した。
自身の最新作となるマーベルドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』のプレミアに参加したマイケルは、そのレッドカーペットで米Entertainment Tonightのインタビュアーに、噂される『ザ・ソプラノズ』前日譚ドラマは作られつつあるのか、彼自身は出演するのかを問われた際、「それってデヴィッドの世界だよ」とオリジナルドラマのクリエイターで前日譚映画の脚本も担当したデヴィッド・チェイスの名前を出して回答した。「最終的にはデヴィッド次第。デヴィッドは今、『ザ・ソプラノズ』とはまったく関係のない企画に取り組んでいるみたいだけど、それも楽しみだよね」
マイケル自身はチェイスとぜひともまた仕事がしたいと認めたものの、「おそらくトニーの物語は幕を閉じた。先のことは誰にも分からないとはいえ、僕の推測ではあのキャラクターには終止符が打たれた」と意見を述べた。亡き父が演じた海外ドラマ史に残るキャラクターを無闇にいじりたくないと考えているようだ。
父ジェームズが主演する『ザ・ソプラノズ』放送が始まった4ヵ月後に生まれたマイケルは、同作が2007年に幕を閉じた時には8歳だったため、当時はこの作品についてほとんど知らなかったという。20代前半となって前日譚映画をきっかけに同シリーズのファンになった今は、若き日のトニーを演じたことについて、「物語の一部になることができてとても光栄に思う。壮大な世界の小さなピースになる機会を得られたことは、僕のキャリアにおいてかけがえのない贈り物の一つ。だから感謝しているし、前に進んで新たなことに挑戦する準備はできている」と語った。子どもの頃から俳優活動をしてきたマイケルは近年、ブラッド・ピットが製作総指揮を務める『見えざる手のある風景』やホアキン・フェニックス主演の『ボーはおそれている』といった作品に参加している。
『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』全6シーズン、前日譚映画『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
\新規登録なら31日間無料!/
- 業界最長の31日間無料!※通常月額2,189円(税込)
- 無料期間でも600円分のポイントがもらえる
- 業界最大の見放題作品数!
Photo:『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』© 2006 Warner Bros. Entertainment Inc.