大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』の生みの親として知られるヴィンス・ギリガンが、サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)のパネルディスカッションに登壇。
そこで自身が手掛けるApple TVのドラマ『プルリブス』について語る中で、数百人のキャラクター全員を「全裸」にすることを検討していたと明かした。
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Apple TVが過去最高の視聴記録を更新!ヴィンス・ギリガンの新作『プルリブス』が牽引
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「エキストラ全員を脱がせるわけにはいかない」
ギリガンは「彼らに服を着せる必要はないのではないか、という議論をした。だが、我々はHBO(過激な描写で知られる米ケーブル局)のために働いているわけではないからね」と語り、会場の笑いを誘った。「それに、何百人ものエキストラに対してそんなことはできないと考え直したんだ。全員が裸になるわけにはいかないだろう」
隣に座っていた主演のレイ・シーホーンは、爆笑しながら「本当によかった…。もし300人もの裸の人たちを相手に演技をしなければならなかったとしたら、と想像してみてほしい」と付け加えた。
『プルリブス』は、地球上の13人を除く全人類がエイリアンのウイルスに感染し、意識が一つの「集合精神」へと統合されたポスト・アポカリプス(終末後)の世界を描く物語。レイ演じるキャロルは、常に「我々」という言葉を使い、不気味なほど親切なイエスマンたちに囲まれている。
理論上、彼らに羞恥心はなく全裸でも構わないはずだが、ギリガンは衣服には実用的な側面があることに気づいたという。「結局、彼らは日差しや寒さから身を守るために服を着ているという結論に達した。そういった細かな設定について、我々は何時間も議論を重ねたんだ」
パネルに同席した衣装デザイナーのジェニファー・ブライアンは、物語が進むにつれて登場人物の服装がよりミニマルで機能的、つまり「没個性的」になっていく過程を説明した。
シリーズ開始当初、「結合」が人類に蔓延した直後は、人々は仕事の制服などその時に着ていた服をそのまま着用している。しかし、ブライアンは「数日が経過すれば、当然着替えが必要になる。そうなると、服に対する社会的な習慣は消滅するんだ。服で誰かに印象を与えようとする理由は、彼らにはもう存在しないからね」と解説した。
『プルリブス』は、Apple TVにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)





