
日本でも根強い人気を誇り、一時代を築いたファミリー・ドラマ『フルハウス』。1987年から1995年まで計8シーズンにわたり、我々に笑いや感動を届けてくれた同作であるが、中にはワーストエピソードと呼ばれるものも存在している。一体、どのエピソードが該当するのか疑問に思うファンも多いかもしれないが、このほど、劇中でステファニー役を演じたジョディ・スウィーティンとキミー役を演じたアンドレア・バーバーが一つの解答を示した。米EWが報じている。
二人が揃って挙げた『フルハウス』のワーストエピソードとは?
ジョディとアンドレアによるポッドキャスト番組『How Rude,Tanneritos(原題)』の中で、二人は最悪なエピソードはどれかという話題で盛り上がり、同じ考えを共有していることが明らかになったという。
ジョディが「視聴者はすでにその答えを知っていると思うわ」と言うと、すかさずアンドレアも「そうね!」と同意。
全8シーズン193エピソードの中から、彼らが声を揃えて選んだのは、シーズン1第5話「海は恋の予感」だった。
同エピソードは、1987年10月16日に本国で放映された。ダニー(ボブ・サゲット)が、ジェシー(ジョン・ステイモス)やジョーイ(デイヴ・クーリエ)と男同士の絆を深めようと、釣り旅行を提案。しかしながら、男同士の時間は魅力的な女性たちが船に乗ってきたことで、様変わりしてしまう。ダニーは未だに事故で亡くなった妻のパメラを想い、新たな女性と深い関係になることを拒んでいる。そんなダニーを見かねて、ジェシーとジョーイが気を利かせようとする。一方で、ジョディ演じるステファニーらの間では、誰がリーダーかをハッキリさせようとする全く別のストーリーが繰り広げられた。
アンドレアは「明らかに最悪よ! すべてのシーズンの中であれほどのものはなかったわ」と爆笑。ジョディもその意見に賛成のようで「ミシェルの夢のくだりも不気味だったけど」と発言した。
これにアンドレアは再びうなずき「あれは本当に不気味だった…。あれ以来、新しく最悪なエピソードが出てくるのを待っているけれど、未だに「海は恋の予感」がトップに君臨しているわ」と、もはやこれ以上ないほどにワーストエピソードであるということを断言している。
子どもから大人まで幅広い世代に愛され続けている『フルハウス』。その出演者が声を大にしてワーストエピソードだと断言する「海は恋の予感」だが、そこまで言われると、もう一度、視聴したくなってしまうのもまた本作の持つ魅力の一つだと言えるだろう。
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Photo:Instagramアカウント@olsensisters._より