米Maxの医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1でヘザー・コリンズ医師を演じたトレイシー・イフェアチョアが、シーズン2に戻らないことが明らかになった。
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『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2はあの祝日を描く!
米Maxオリジナルドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室 …
降板は制作側の決定
米TV Lineは、トレイシーの降板は制作側の決定で、彼女自身の選択ではなかったと報じている。この報道は、トレイシーが自身のInstagramで『ザ・ピット』シーズン1に参加できたことは「幸運」だったと投稿した翌日に行われた。その投稿の中で本人は降板について明言してはいなかった。
アメリカ・ピッツバーグにある救命救急センターの一日(15時間)を、一話一時間のリアルタイム進行スタイルで描き出す本作。メインキャラクターの一人コリンズが最後に本編に登場したのは、全15話となるシーズン1の第11話。ノア・ワイリー演じるマイケル・“ロビー”・ロビナヴィッチ医師との関係の深さを示す、心温まるやり取りがあった時だった。その日の早い段階で辛い思いをしていたコリンズを思いやり、ロビーは早退するように勧めるが、これには制作側のある意図が関係していたという。
『ザ・ピット』の製作総指揮も務めるノアは4月に行われたインタビューにて、コリンズをほかのキャラクターよりも先に舞台から降ろした経緯について次のように説明した。「シーズンの終盤は、ロビーの人生から壁を取り払うことばかりです。彼はコリンズとラングドンに大きく依存していたのに、二人から引き離されてしまいます。さらには、同じように依存していたダナも離れ、そして恋人を救えなかったことでジェイクとの最後の関係も断ち切られてしまうのです。そのようにしてロビーの支えをすべて奪っていき、(最終的に)彼を一人にしようという発想でした。もしコリンズがそこ(ロビーのそば)にいたらロビーに届く声の一つになっていたでしょうが、私たちは彼の近くに誰もいてほしくありませんでした」
シーズン2にロビーの味方の一人が戻ってこないのは残念だが、新たにセピデ・モアフィ(『Lの世界 ジェネレーションQ』)が新レギュラーとして、そしてチャールズ・ベイカー(『ブレイキング・バッド』)、アイリーン・チョイ(『グッド・ドクター 名医の条件』)、レティシア・ホラード、ルーカス・アイヴァーソンの4人がゲストとして参加することが決まっている。
『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1はU-NEXTで独占見放題配信中。(海外ドラマNAVI)
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『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』が『24』のようなリアルタイム進行になった背景とは?
『ザ・ピット』ノア・ワイリー演じる医師の年収は?リアルすぎる医療ドラマの裏側
'The Pitt's Tracy Ifeachor Exiting, Won't Return For Season 2 https://t.co/R6TFzis9Vi
— Deadline (@DEADLINE) July 10, 2025
参考元:
米TV Line