『CSI:ベガス』キャストが『ファイア・カントリー』スピンオフに出演!役どころは?

米CBSの人気アクションドラマ『ファイア・カントリー』のスピンオフ新作『Sheriff Country(原題)』に、『CSI:ベガス』キャストが出演することが明らかになった。

主演には、マーベル映画『デッドプール』やDCドラマ『GOTHAM/ゴッサム』のモリーナ・バッカリンが決定している。

『ファイア・カントリー』スピンオフの追加キャスト

『ファイア・カントリー』では、刑期短縮を求めて消防プログラムに参加する若き受刑者たちが大規模な火災を鎮めるために奔走するの物語が描かれる。

スピンオフ『Sheriff Country』の主人公は、モリーナ演じる率直な性格の女性保安官ミッキー・フォックス。彼女は『ファイア・カントリー』に登場するCAL FIRE地区長シャロン・レオン(ダイアン・ファール)の異母姉妹。

北カリフォルニアの小さな町エッジウォーターを舞台に、彼女は日々のパトロールの中で犯罪を捜査しつつ、元服役囚の父親や、問題を抱えた娘が関与する謎の事件にも向き合っていく。

この度、CBS『CSI:ベガス』のジョシュア・フォルサム役で知られるマット・ローリアが、主人公の相手役となる男性主役に抜擢された。

マットは、ミッキー・フォックス保安官の賢くタフで有能な副保安官であり、長年のパートナーであるブーンを演じる。オークランド出身の彼は、異なるタイプの警察業務に慣れている。彼らの捜査スタイルの違いにより、そのパートナーシップは複雑であり、ときに緊張をはらむものとなる。

その他の追加キャスト

また、同スピンオフシリーズにはクリストファー・ゴーラム(『アグリー・ベティ』『リンカーン弁護士』)とミシェル・ウィーヴァー(『ドリー・パートンのハートフル・ソング』)がレギュラー出演することも発表されている。

クリストファーは、ミッキーの元夫で弁護士のトラヴィス役を演じる。ミッキーとの娘スカイは依存症克服を支えてきた過去があり、離婚後も何かと関わり続けている。対立する面も多いが、互いに未練が残っている可能性も…?

ミシェルは、エッジウォーター郡保安官事務所の若手副保安官キャシディ役を演じる。ミッキーに憧れて警察の道を選んだが、今は「自分らしい保安官像」を模索中。理想と現実の間で揺れ動く姿が描かれる。

本家シリーズは、『SEAL Team/シール・チーム』のクレイ・スペンサー役で知られるマックス・シエリオットが企画・製作・主演を兼任し、ヒットメイカーのジェリー・ブラッカイマーも製作総指揮を担当した。彼らはショーランナーを務めるマット・ロペス(『約束の地~葡萄と欲望~』)と共にスピンオフにも携わっている。

CBS、スピンオフ強化中?

2022年~2023年シーズンに始まった本家は、シーズン1各エピソードの視聴者数が平均800万人を獲得して同期最も見られた新作になるなど、好調な滑り出しを見せた。現在は、シーズン3が放送中で最終話が4月25日(金)に放送予定。スピンオフの可能性については、シーズン1の放送が終了して間もない2023年6月頃からCBSの代表が言及していた。

CBSでは、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のギブスの若い頃を描く前日譚と、『ヤング・シェルドン』に登場したジョージーとマンディのカップルを取り上げた続編などが製作されている。

『ファイア・カントリー』は日本では、シーズン1〜2が、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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