『NCIS』シーズン21でダッキーの追悼エピソードが放送されることに

米CBSによる大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のオリジナルキャストとして、20シーズンにわたって検視官ドナルド・“ダッキー”・マラードを演じたデヴィッド・マッカラム。今年9月に90歳で永眠した彼を追悼するエピソードが、シーズン21で放送されることが明らかとなった。

チームと最後にもう一度、事件を解決

米TV Lineによると、デヴィッドの追悼エピソードはCBSにて2024年2月19日(月)に放送予定で、シーズン21は2月12日(月)にデビューとなるため、第2話でダッキーに最後の別れを告げることになるようだ。このエピソードは、ダッキーの助手で弟子的存在だったジミー・パーマー役のブライアン・ディーツェンが脚本を共同執筆しており、ダッキーの死が説明されるという。

ショーランナー・製作総指揮を務めるスティーヴン・D・バインダーとデヴィッド・J・ノースは、追悼エピソードについて次のように語っている。「デヴィッドが親愛なる友人であることは言うまでもなく、彼のようなレジェンド俳優を称えるエピソードを製作することは重要だと、『NCIS』の全員が感じていました。このエピソードでチームはダッキーの死を知り、悲しみに暮れながら彼との思い出を振り返ります。そして、ダッキーはその几帳面で思いやりのある性格により、亡くなった後でさえ、チームとともに最後にもう一度、事件を解決するのです。非常に感動的で特別な瞬間もあり、見逃し厳禁です」とコメントしていることから、死後もダッキーは何らかの形で事件解決に貢献するようだ。

バインダーとノースはデヴィッドの訃報が伝えられた当時、「20年以上にわたり、デヴィッド・マッカラムは賢く風変わりで、時に謎めいたドナルド・“ダッキー”・マラードを演じ、世界中の視聴者に愛されました」と回顧。「ですが、ファンが慕っていたのと同じように、デヴィッドと肩を並べて働いた人たちは、もっと彼を大切に思っていました。彼は学者で紳士であり、常に優雅で完璧にプロフェッショナルに徹し、ジョークを欠かしませんでした。初日から彼と仕事ができたのは光栄なことであり、決して期待を裏切ることがなかった彼は、まさに伝説的な存在でした。家族でもあった彼は、心から惜しまれるでしょう」

20シーズンにわたってダッキーを演じ、ファンに愛されたデヴィッドの追悼エピソードは、米CBSにて2024年2月19日(月)に放送予定。日本ではシーズン1~20がHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line

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