マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズとして話題を呼んだ『ワンダヴィジョン』で製作総指揮と監督を務めたマット・シャックマンが、AppleTV+で製作中のゴジラとタイタンを描くシリーズに参加すると米Deadlineが伝えている。
シャックマンが第1話と第2話の監督を務めるのは“モンスター・ヴァース”で展開される実写シリーズ。“モンスター・ヴァース”とは、米レジェンダリー・テレビジョンによる大型企画で2014年の『GODZILLA ゴジラ』、2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、2021年の『ゴジラvsコング』などの映画が製作されてきた。
Matt Shakman (#WandaVision, #GameofThrones) is coming on board to direct the first two episodes of the upcoming live-action #Monsterverse series on @AppleTVPlus. pic.twitter.com/UCQ2jJLmel
— Legendary (@Legendary) May 19, 2022
今回の実写シリーズは、ゴジラとタイタンたちがサンフランシスコを破壊するほどの激しい戦いを繰り広げ、モンスターが実在するという衝撃の新事実を突きつけられた世界を描く。タイトル未定の本作では、とある家族の隠された秘密と遺産をめぐる冒険を追い、モナークと呼ばれる秘密結社にたどり着くという物語が展開するようだ。
『スター・トレック エンタープライズ』『アウトキャスト』のクリス・ブラックがショーランナーを務めるほか、『ホークアイ』のマット・フラクションが製作総指揮として参加。その他にも、『キング・アーサー』などを手掛けたジョビー・ハロルドとトーリー・タネル、東宝株式会社から松岡宏泰と有田武将が製作総指揮に名を連ねている。
『ワンダヴィジョン』でエミー賞監督賞にノミネートされたシャックマンは、『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』や『アメリカン・ゴシック ~偽りの一族~』といった作品で製作総指揮を務めたほか、『ザ・ボーイズ』や『リベンジ』、『グッド・ワイフ』や『FARGO/ファーゴ』など数多くの作品で監督を務めてきた。最近では『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが出演するシリーズ『Immigrant(原題)』やクリストフ・ヴァルツ出演のコメディシリーズ『The Consultant(原題)』を撮影中。さらに2016年に公開された『スター・トレック BEYOND』に続く続編映画も控えている。
ますます監督としての存在感を発揮しているシャックマンがどのようなモンスター・シリーズを描き出すのか、楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:Legendary公式Twitterより