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『ヘルボーイ』ロン・パールマン、革新的なプラットフォームをローンチ

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ロン・パールマン

『サンズ・オブ・アナーキー』や映画『ヘルボーイ』シリーズで知られるベテラン俳優のロン・パールマンが、映画やテレビ番組の資金調達・開発プラットフォーム「Watrfall」をローンチした。米Varietyが報じている。

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クリエイターと視聴者に意思決定権を与えることが可能に

「Watrfall」は、映画・テレビプロジェクトの資金調達と開発を目的としており、ファンの直接的な参加や投資によって支えられるプラットフォームを目指しているという。同サイトは8月22日(金)に公開予定だ。

「Watrfall」は、まずはクリエイター側が脚本や企画を提出し、プラットフォームに投資するファンが、どの作品に資金を提供して開発するかを投票で決める仕組み。クリエイターは製作資金の管理をWatrfallのチームに任せつつも、創造的なコントロールを維持することができる。一方ファンは、プラットフォームやコンテンツに対する権益を保持し、製作に関わった映画を楽しめるだけでなく、その成功からも利益を得ることが可能だ。報道によれば、投資家は「Watrfall」が製作する映画第1弾の権利を100%、そして「Watrfall」の利益の5%を永久に受け取る権利を保持できるとのこと。同プラットフォームは、段階的なメンバーシップやクリエイター向けツール、手数料などを通じて追加収益を生み出すことも目指しているという。

ロンは新プロジェクトについて、こう説明している。「Watrfallは、クリエイターが主導権を握り、コンテンツ製作者がその成功から実際に利益を得て、世界中の映画やテレビのファンが真の意味で参加できる、エンターテインメントのバリューチェーンを再編するために構築されました。これは力と参加を共有する新しいモデルの始まりであるだけでなく、文化を愛する人々を力づけるムーブメントの始まりでもあるのです」

「Watrfall」は、ロンに加え、アカデミー賞受賞プロデューサーのマイケル・ドノヴァン(『ボウリング・フォー・コロンバイン』)、金融グループloMの創設者でDHX Mediaの元CEOダナ・ランドリー、そしてテクノロジーイノベーターのウィリー・モリスによって設立された。

彼らは、「Watrfallは単なるプラットフォームではありません。エンターテインメントの製作、資金調達、そして共有の仕方を再考するものです。このモデルによって、私たちはついにクリエイターと視聴者に意思決定権を与えることができるのです」と付け加えている。

「Watrfall」が本格的に使われるようになったら、ハリウッドだけでなく、日本を含めた世界の映画・テレビ業界にどんな影響を及ぼすのか気になるところだ。

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参考元:米Variety

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海外ドラマNAVI編集部

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