『LAW&ORDER』シリーズや『シカゴ』シリーズを手がけるディック・ウルフが製作する『FBI：特別捜査班』。そこから新たなスピンオフ『FBI：CIA（仮題）』が企画されているのは以前お伝えしたとおり。その主役を務めるのは、『LUCIFER／ルシファー』のルシファー役で知られるトム・エリス。そのトムが米Colliderの取材に応じ、新作について語った。
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『FBI』新スピンオフは成功する？トム・エリスのCIA役に期待する理由
米CBSとディック・ウルフが手掛ける『FBI：特別捜査班』シ …
ロケは来月スタート！
トムが演じるのはCIA捜査官ハート・ホクストン。インタビューでは「『ルシファー』や過去の作品と比べ、CIA役として撮影はどれほど難しいか」と問われたが、彼は「まだ撮影が始まっていないので比較はできない」とコメント。来月からロケがスタートすることを明らかにした。
「パイロット版はまだ作っていないんだ。普通ならキャラクターや番組の方向性を掴む時間になるんだけど、私たちはまだそこに到達していない。でも脚本はとてもいい感じに仕上がってきている。今はキャスティング中で、僕の相棒役を探しているところだ。ディック・ウルフ・プロダクションの人たちは信じられないほど熱心で協力的だし、私たちは皆、この作品で大きな足跡を残したいと思っている」
当初、このシリーズは『FBI』のマギー・ベル役のミッシー・ペレグリムら登場人物たちとの共演を通じてお披露目される“裏パイロット”の形式で始まる予定だった。しかし計画は変更され、既存シリーズとは切り離され、独立した新作として放送される形となった。
『ルシファー』とは全く異なるアプローチに
新作の仮タイトルは『CIA』。ウルフと『FBI：Most Wanted ～指名手配特捜班～』のショーランナーであるデヴィッド・ハジンスが脚本を担当する。物語は、トム演じる規則破りなおしゃべりのCIA捜査官と、正義を信じる模範的なFBIベテラン捜査官がタッグを組み、国内の最大級の脅威に挑むというもの。正反対の二人が、やがて違いを強みに変えていく過程が描かれる。
トムはこの点について、こう語っている。
「この新作は、他のディック・ウルフ作品とは少し違う。キャラクターに焦点を当てているからだ。私のキャラクターとFBI捜査官の関係が、物語の推進力になるだろう。もちろん週替わりの事件も扱うけれど、他シリーズよりもキャラクター同士に時間を割く予定だ。作品のトーンを見つけることが重要で、『ルシファー』とは全く異なるアプローチになるはず。より現実的で、本当に面白い作品になると思う」
最後にトムは「走ったり跳ねたりするシーンが増えそうだし、どんな違いが出るか楽しみだ。とにかくスタートが待ちきれない」と語り、期待を込めてインタビューを締めくくった。
『FBI：特別捜査官』シーズン1〜5、『FBI：Most Wanted ～指名手配特捜班～』シーズン1〜3、『FBI：インターナショナル』シーズン1〜2はU-NEXTで配信中。（海外ドラマNAVI）
