これからの活躍が期待されていた俳優や愛された子役の中には、残念ながら若くしてこの世を去った人たちもいる。あまりにも早く生涯を終えてしまった人々をご紹介しよう。
事故、病気、自殺などで早すぎる死を迎えたドラマスターたち
キャメロン・ボイス

2019年に20歳の若さでこの世を去ったキャメロン・ボイスは、単なる将来を嘱望された若手俳優の一人ではなく、すでにディズニー・チャンネルを代表するスターだった。2011年に始まったコメディドラマ『ジェシー!』で主要キャストを務め、ディズニーでの地位を確立。その後、2015年にスタートした『ディセンダント』シリーズでさらに幅広く知られるようになった。
ディズニー・ヴィランの子どもたちが物語の中心となるこの人気シリーズで彼が演じたのは、「101匹わんちゃん」でおなじみの悪役クルエラ・ド・ビルを母に持つカルロス。根が優しく犬が苦手なカルロスを好演した。
しかし2019年7月、キャメロンは睡眠中に息を引き取る形で急死。家族によると彼は癲癇(てんかん)を患っており、その持病によって引き起こされた発作が死因だという。その後、遺族や親しい人々が「キャメロン・ボイス財団」を創設。癲癇への理解を広め、治療法の研究に資金を提供するとともに、芸術活動や社会貢献に取り組む若者たちを支援している。
「世界は今、最も輝かしい光の一つを失ってしまいました。しかし、彼を知り、愛したすべての人々の優しさと思いやりを通じて、彼の精神は生き続けるでしょう」と、家族は彼の死後の声明で述べている。
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ジョナサン・ブランディス

1980年代から1990年代にかけて子役として活躍したジョナサン・ブランディスには、大きな未来が待っていると思われた。ジョナサンといえば、主人公を演じた1990年の映画『ネバーエンディング・ストーリー第2章』をはじめ、ミニシリーズ『IT/イット』、1992年の映画『恋のレディ&レディ?』、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたSFドラマ『シークエスト』などで知られ、そのほかにも『フルハウス』や『ジェシカおばさんの事件簿』にゲスト出演していた。
しかし2003年11月、ジョナサンは27歳の若さで自ら命を絶った。俳優仲間のジェイリール・ホワイトは後年、自分たちがこの年に出演した新作ドラマ『111 Gramercy Park(原題)』がシリーズ化されなかったことに深く失望したのではないかと推測。
「ジョナサンにとっては、あのパイロット版が自分の心を支えるために必要だったのだと思います」とジェイリールは著書「Growing Up Urkel」に記している。「私自身と同じように、(同い年の)ジョナサンも当時キャリアの新たな岐路に差しかかっていたように思えました。そして、あの作品は彼に主演俳優として成功するチャンスを与えてくれるはずでした」
しかし、父親はそれが原因とは考えていない。「恐らく息子は双極性障害だったのでしょう」と米People誌に語っている。「(息子の死は)エンターテインメント業界が原因ではありません。今振り返ると、20代になった頃から躁鬱の兆候が見られました。同じように苦しんでいる人には、どうか助けを求めてほしいと思います」
オースティン・メジャース

1995年生まれのオースティン・メジャースは、2000年代前半に刑事ドラマ『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』で主人公アンディ・シポウィッツ刑事の息子テオを演じ、子役スターとなった。
同作終了後は『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』や『ママと恋に落ちるまで』などにゲスト出演。2009年を最後に俳優として活動していなかった。そして2023年2月、ロサンゼルスのホームレス向け住宅施設で死亡しているところを発見された。27歳だった。
死因について、ロサンゼルス郡検視局はフェンタニルの偶発的な過剰摂取だと発表。訃報を受けて、『NYPD BLUE』で計6シーズン、48話にわたり父親役を演じたデニス・フランツは米Entertainment Weeklyに共演当時を振り返った。
「オースティンは、いつも現場にいるだけで周囲を明るくしてくれる存在でした。みんなに笑顔と幸せをもたらしてくれたんです。オースティンが出演する日は毎日、『It’s Austin Majors Day』という特別な歌を歌って彼を迎えていました。これからもずっと彼のことを懐かしく思うでしょう」
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ヘザー・オルーク

特に若くして亡くなった一人がヘザー・オルーク。ヘザーはわずか5歳でスティーヴン・スピルバーグに見出され、1982年のホラー映画『ポルターガイスト』で超自然的な世界へと引き込まれる少女キャロル・アン・フリーリングを演じた。
その後作られた『ポルターガイスト』シリーズ2・3作目にも同役で出演。ドラマでは『ハッピーデイズ』シーズン10でレギュラーを務めたほか、『白バイ野郎ジョン&パンチ』などにも参加していた。
1987年、幼い彼女は健康上の問題を抱えるようになる。その症状は数ヵ月にわたって続き、1988年2月にわずか12歳で亡くなった。死因は、先天性の腸狭窄によって引き起こされた敗血症性ショックだった。
『ポルターガイスト』シリーズに関係した俳優のうち、ヘザーを含む4人が同作の撮影中または公開後に亡くなったことから、同シリーズは呪われているという噂もある。それについて、シリーズで霊媒師タンジーナ・バロンズを演じたゼルダ・ルビンスタインは生前、次のように語っていた。
「私はヘザーのために、できる限り誠実に、そして愛情を込めて彼女のことを伝えたいのです。彼女のことを心から愛していましたし、今もその死をとても悲しく思っています。迷信じみた馬鹿げた話には、そろそろ終止符を打つべきだと思います」
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ヘイデン・パネッティーア

生後11ヵ月でCMに起用され、4歳の時から子役として活動し始めたヘイデン・パネッティーア。ソープオペラでキャリアをスタートさせ、2006年に始まった人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』で不死身のチアリーダー、クレア・ベネットを演じ一躍スターの座に駆け上がった。
その後、『スクリーム』シリーズでカービィに扮したほか、6シーズン続いた音楽ドラマ『ナッシュビル カントリーミュージックの聖地』でジュリエット・バーンズを演じてゴールデン・グローブ賞に2度ノミネートされた。
ヘイデンは子役時代や産後うつ、薬物乱用との闘いを綴った回想録「This Is Me: A Reckoning」を出版してから数ヵ月後の2026年8月、36歳で急死。サウスカロライナ州グリーンビル郡検視局によると、死因はフェンタニルなど複数の薬物によるものだという。
父親は「愛するヘイデンがこの世を去ったという悲しい知らせを、深い悲しみとともにお伝えします。彼女は、並外れた愛と喜びを、彼女を知るすべての人々、そしてスクリーン上の彼女を見てきた何百万人もの人々にもたらした、信じられないほど輝かしい光であり、圧倒的な存在感を持つ存在でした」と声明を寄せた。
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チャンス・パードモ

チャンス・パードモは俳優として次のステージへ飛躍しようとしていた矢先に早逝。2018年から4シーズン続いた『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』のアンブローズ・スペルマン役である程度のファンを獲得していた彼は、2023年に始まった人気ドラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェン・ブイ』で主要キャストに抜擢された。
しかし2024年3月、バイク事故により27歳で死亡。死後に『ジェン・ブイ』シーズン2の制作が始まると、製作陣は彼の役を別の俳優に引き継がせないことを決め、ストーリーを書き換えた。
「彼を知るすべての人は、彼の芸術に対する情熱と、人生を心ゆくまで楽しもうとする飽くなき意欲を感じていました。チャンスの温かさは、彼が最も大切にした人々の中でこれからも生き続けるでしょう」と家族は声明で述べている。
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ローガン・ウィリアムズ

2020年4月、17歳となる誕生日の1週間前に他界したローガン・ウィリアムズ。そのキャリアは始まったばかりだった。
多くの若手俳優と同じように、CWドラマで存在感を示したローガン。9シーズンにわたって放送された『THE FLASH/フラッシュ』の最初の2シーズンで、主人公バリー・アレンの幼い頃を演じた。カナダ出身のローガンは、同じくCWドラマの『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』にもゲスト出演。そして、カナダで撮影されているHallmark Channelドラマ『こころ呼ぶとき』にも2014年からの最初の3シーズン、準レギュラーとして出演していた。
そんなローガンは2020年、フェンタニルの偶発的な過量摂取により16歳で死去。家族にとってさらにつらいことに、当時はパンデミックの最中だったことから、肉親を亡くした悲しみを慰め合うことも難しかった。
「唯一の孫を失った両親を抱きしめることさえできないんです。本当につらいです」とローガンの母親は語っている。
バリー・アレン役のグラント・ガスティンは、「ローガンの才能だけではなく現場でのプロ意識にも感銘を受けていました」と若き共演者を称えた。
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『THE FLASH/フラッシュ』ローガン・ウィリアムズ、16歳で急逝
米CWのDCスーパーヒーロードラマ『THE FLASH/フラッシュ』で主人公バリー・アレンの少年時代を演じたローガン・ウィリアムズが、16歳の若さで急逝したことが明らかとなった。米Variety が報じている。 4月2日(木)、今月9日に17回目の誕生日を迎えるはずだったローガンは、16歳の若さで帰らぬ人となった。死因…
『ディセンダント』シリーズはDisney+ (ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)












