『ジェン・ブイ』急死した俳優のリキャストは?製作陣が声明を発表

人気スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェン・ブイ』でアンドレ・アンダーソン役を演じたチャンス・パードモが今年3月に急死。

Varietyによると、同役に新たな俳優を起用しないことが明らかになった。また、中断されていたシーズン2の撮影は5月中に再開される。

誰もチャンスの代役は務まらない

チャンス・パードモが交通事故により27歳の若さで急死したことをうけて、シーズン2の製作が一時中断していた『ジェン・ブイ』。この度、チャンスが演じたキャラクターのアンドレはシーズン2に登場しないことを、製作陣が発表した。

現地時間5月5日に発表された共同声明で、『ジェン・ブイ』のプロデューサーたちは、「我々は、彼の思い出に敬意を表する最善の方法を見つけようとしている。誰もチャンスの代役は務まらないため、この役を再キャストしない」と述べている。

「その代わり、5月に撮影を開始するシーズン2のストーリーを練り直すため、時間とスペースを割いている。今シーズンはチャンスと彼のレガシーに敬意を表します」と続けた。

チャンスが『ジェン・ブイ』シーズン1で演じた、アンドレ・アンダーソン役は、磁気を操る能力を持つゴドルキン大学の学生という役どころ。フィナーレでは、アンドレは仲間のマリー・モロー(ジャズ・シンクレア)、ジョーダン・リー(デレク・ルー、ロンドン・ソア)、エマ・マイヤー(リゼ・ブロードウェイ)とともに、ゴッド大学での“内戦”の後、厳重警備の施設に収容されているところを最後に目撃されている。

事故後には、アンドレの親友ルーク役を演じたパトリック・シュワルツェネッガーは、「本当に辛いです。若く才能に溢れた俳優で、素晴らしい友人が、あまりにも早く逝ってしまいました。『ジェン・ブイ』で彼と共演できて光栄でした」と追悼コメントを発表。ほかにも多くの共演者が追悼の意を表した。

『ジェン・ブイ』シーズン1は、Amazonプライムビデオにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジェン・ブイ』公式Instagram@