Apple TVにて新エピソードが配信中のスパイサスペンスドラマ『窓際のスパイ』シーズン6。これまで1シーズンにつき原作小説1冊を映像化してきた本シリーズだが、今シーズンではミック・ヘロンによる小説「Joe Country」と「Slough House」の2冊を組み合わせるという、初の構成に挑んでいる。2冊のエピソードを融合させたことでスピーディな展開が実現した一方、原作の要素が一部削られることとなった。なかでも大きな影響を受けたのが「Joe Country」のストーリーラインである。出演者のクリストファー・チャン(ロディ・ホー役)が英Radio Timesの独占インタビューに応じ、映像化されず最も心残りに思っている原作のエピソードについて語った。
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「雪のウェールズ」への旅が幻に?クリストファーが語る撮影裏
「誰もが一番楽しみにしていたのは、真冬のウェールズへ行く展開だった」とクリストファーは振り返る。「北欧へ渡り、一面の雪原で撮影するかもしれないという案が一時期持ち上がっていた。みんなで『窓際のスパイ』の遠足に行けるとワクワクしていたが、結局実現しなかった」
クリストファーが言及しているのは、原作小説「Joe Country」の中核をなすプロットの一つ。スロウトップの面々が極寒のウェールズ地方へと赴く重要な展開だ。
なぜ原作2冊を統合したのか?監督が明かす制作の裏側
監督のアダム・ランダルは以前、今シーズンで2冊の原作を統合した理由について次のように説明していた。
「Joe Countryは映画にするなら最高の作品だが、ドラマとして見ると一部のキャラクターの出番が少なくなってしまう懸念があった。タヴァナーはあまり登場しないし、ラムの活躍もそれほど多くない。そこで2つの小説を組み合わせ、うまく機能させる方法を模索することになった。制作プロセス全体を通じて双方の良さを引き出す機会が得られたのは、非常に幸運だった」
『窓際のスパイ』はすでに次なるシーズンへの更新も決定しており、原作小説の8作目「Bad Actors」と9作目「Clown Town」の映像化が予定されている。現在刊行されている本編シリーズをすべて網羅することになるが、その先にどのような展開が待っているのか、期待が高まるばかり。







