『ジェン・ブイ』チャンス・パードモが27歳で事故死…共演者や『ザ・ボーイズ』キャストが追悼

人気スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェン・ブイ』でアンドレ・アンダーソン役を演じたチャンス・パードモが、交通事故により27歳の若さで急逝した。その衝撃的なニュースに、共演者や本家シリーズのキャストが追悼コメントで悲しみを伝えている。

親友ルーク役パトリック・シュワルツェネッガー「本当に辛い」

Varietyによると、3月30(土)、広報担当者がバイクの事故でチャンスが亡くなったことを認め、現時点では事故の発生地などの詳細は明かされていないという。

広報担当者は声明にて、「チャンス・パードモがバイク事故により、早すぎる死を迎えたことを謹んでお知らせ致します。当局によると、他に巻き込まれた人物はいないとのことです。彼を知る全員が、彼の芸術に対する情熱と人生への飽くなき貪欲さを感じ取り、彼の温かさは、彼が最も愛した人々の中に受け継がれていくことでしょう。最愛の息子で、兄弟でもあった彼の死を弔いたいという、ご遺族のプライバシーを尊重して頂きたいと思います」と発表した。

この突然の訃報を受け、『ジェン・ブイ』でアンドレの親友ルーク役を演じたパトリック・シュワルツェネッガーが、X(旧Twitter)に「本当に辛いです。若く才能に溢れた俳優で、素晴らしい友人が、あまりにも早く逝ってしまいました。『ジェン・ブイ』で彼と共演できて光栄でした。チャンス、安らかに眠ってください」と投稿し、追悼した。

また、本家シリーズ『ザ・ボーイズ』でホームランダー役を演じるアントニー・スターは、自身のInstagramストーリーでチャンスの訃報に「酷い悲劇だ」と反応し、『ジェン・ブイ』にゲスト出演したAトレイン役のジェシー・T・アッシャーもストーリーに、「悲惨なニュースです。チャンス、安らかに眠ってください。僕たちに“アンドレ”を与えてくれてありがとう」と追悼のメッセージを発信。

ヒューイ・キャンベル役のジャック・クエイド、スターライト役のエリン・モリアーティ、キミコ役の福原かれんも、それぞれがInstagramのストーリーに追悼の言葉を投稿していた。なお、チャンスの死を受け、4月8日(月)にトロントで開始予定だったシーズン2の撮影延期が発表されている。

チャンスは、Netflixのドラマ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』で4シーズンにわたり、主人公サブリナの良き相棒で従兄弟のアンブロース役を好演し、『アフター -砕かれる心-』や『アフター -幸せの行方-』などでも活躍した。

チャンスのご冥福を心よりお祈り申し上げます。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジェン・ブイ』© Amazon Studios/ James Warren/Famous