
ABCの人気ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』シーズン8で、衝撃的な展開が視聴者を襲った。その別れは、まさに“英雄の最期”だった。
以下、シーズン8の重大なネタバレを含みます。
ボビーの英雄的な最期
メインキャストとしてボビー・ナッシュを演じてきたピーター・クラウスがシーズン8第15話「Lab Rats(原題)」をもって降板。本エピソードでは、ボビーが唯一の抗ウイルス剤をチムニー(ケネス・チョイ)に譲り、自らは感染死を選ぶという自己犠牲を描写。
ボビーの決断が明かされたのは、エピソードの最終局面だった。感染症に冒された彼は、保護バリア越しにアシーナ(アンジェラ・バセット)へ別れを告げる。血のにじむ咳をこらえながら言葉を絞り出し、やがてテーブルの前に跪き、手を組んで静かに祈りを捧げる。そして、そのまま息絶えるというラストは、多くの視聴者に衝撃を与えた。
降板の噂が上がっていたが…決断を下した理由
ロサンゼルス市内で撮影された大規模な葬儀シーンの写真や、5月1日に放送予定のエピソード名「The Last Alarm(最後の警鐘)」から、降板の噂は数週間前からSNSで囁かれていた。
ショーランナーのティム・マイナは、今回の決断が軽いものではなかったことを明かしている。「この展開を納得してもらうために、関係者全員にしっかりと説明する必要がありました」と米Varietyに語った。
「“経費削減のためにピーターを降板させよう”という話では一切なかったのです。むしろその逆でした。最高責任者にプレゼンし、物語全体の流れを伝えて理解してもらう必要がありました。彼らにも“感染”してもらわなければならなかったんです――もちろん、ストーリーが感染症を扱っているだけに皮肉な表現ではありますが」とコメント。
ボビーの死は、視聴者に衝撃を与えるだけでなく、物語にさらなる深みとリアリズムを与えるための、必要な選択だったと語っている。
アンジェラ・バセットが語る“別れの裏側”
シーズン2からボビーの妻役を演じてきたアンジェラは、ピーターとの別れを「辛く、でもプロフェッショナルなものだった」と表現。「私自身もこれまでに二度、悲惨な最期を迎えた役を演じてきたから、彼の気持ちはよくわかる」と語り、「私たちは大丈夫。ただ、視聴者の反応がどう出るかは未知数ね」と付け加えた。
シーズン8は残り3エピソードを残しており、すでにシーズン9の更新も決定済み。アンジェラは「さらなる重責がのしかかるだろう」と今後の展開を示唆し、「おそらくアシーナは恋愛にピリオドを打ったと思う」と語っている。
主要キャラクターの“死”という大きな節目を迎えた『9-1-1:LA救命最前線』。今後の物語がどう進展していくのか、注目が集まる。『9-1-1:LA救命最前線』シーズン1~8はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
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