『LAW & ORDER』キャスト、シーズン25に戻らず

米NBCの長寿ドラマ『LAW & ORDER』はこの秋からシーズン25に突入予定だが、そこにあのレギュラーキャストは戻ってこないという。米Deadlineなど複数のメディアが伝えた。

3シーズンで去ることに

レギュラーから降板するのは、ジェイレン・ショウ刑事役のメカッド・ブルックス。2022年のシーズン22から加わり、スピンオフの『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』と『LAW & ORDER：組織犯罪特捜班』にも同役で出演していたが、3年で去ることになった。情報源によれば、今回の別離は双方が望んだものであり、メカッドはすでに新たな機会を探し始めているという。

Detective Jalen Shaw is handing in his badge: The actor who plays him, Mehcad Brooks, is leaving 'Law & Order' after three seasons on the long-running cop show. https://t.co/4BaEmpfftD

— Entertainment Weekly (@EW) July 18, 2025

『デスパレートな妻たち』のマシュー・アップルワイト役や『SUPERGIRL／スーパーガール』のジミー・オルセン役で知られるメカッド。現在リリース中の『AND JUST LIKE THAT…／セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン3に新キャストとして出演しているほか、アクション映画『モータルコンバット』シリーズ2作目が今年10月に全米公開予定だ。

なお、『LAW & ORDER』の彼以外のメインキャスト、ヒュー・ダンシー（ノーラン・プライス役）、オデリア・ハレヴィ（サマンサ・マルーン役）、モーラ・ティアニー（ジェシカ・ブレディ役）、そして前シーズンをもって契約が満了となるはずだったトニー・ゴールドウィン（ニコラス・バクスター役）とリード・スコット（ヴィンセント・ライリー役）は、いずれも続投する見込みとのこと。

ちなみに、降板について今のところ反応していないメカッドは今年4月、シーズン24の撮影がすべて完了したことを報告。モーラ、リードとのスリーショットとともに、「素晴らしく濃密で深く学べる経験だった」などと作品に関われたことを喜ぶメッセージを投稿していた。

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ディック・ウルフが手掛けるNBCの人気フランチャイズ作品、『LAW & ORDER』シリーズと『シカゴ』シリーズは根強く支持され今年5月に新シーズンへと更新されたものの、主要キャストの多くがコストカットのためにエピソード数削減となる見通しだと伝えられていた。ここ最近、ウルフ作品の一つで降板することになったキャストがほかのウルフ作品に新たに加わる形も散見されるが、メカッドがウルフ作品間で“異動”することはあるのだろうか。

『LAW & ORDER』シーズン10～20はAmazon Prime Video（アマゾンプライム）で配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline、米Entertainment Weekly