『9-1-1:LA救命最前線』の新たなスピンオフドラマ『9-1-1:Nashville(原題)』(米ネテシー州のナッシュビルが舞台)より新たな予告編が公開された。
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舞台はテネシー州
『9-1-1:Nashville』は、『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のG・カレン役で知られるクリス・オドネルを主演に迎え、これまでの『9-1-1』シリーズと同様に、救急隊員の活躍と私生活を描く新スピンオフ。
今回公開された予告編には、クリス・オドネル、ジェシカ・キャプショー、リアン・ライムス、キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリーらスター揃いのキャストたちが登場。
映像には、野外コンサートやウォーターパークなどで救急隊員が人助けをする様子が映し出されている。さらに、インフルエンサー兼俳優のハンター・マクヴィーが、クリス演じるキャプテン・ドンの“隠し子”として登場することが明らかになった。さらに、ドンのもう一人の息子ライアン(マイケル・プロヴォスト)が同じく消防士として父と共に働いており、予期せぬ家族の対立が描かれることになる。
製作総指揮のティム・マイナーはTVLineに対し、舞台をナッシュビルに決めた理由について次のように語っている。
「ナッシュビルは独自の個性を持つ、とても興味深い街です。『9-1-1: Lone Star』では“レッドステート版の9-1-1”をやりましたが、舞台のオースティンはリベラル寄りの街でした。ナッシュビルはより南部らしい雰囲気があり、カントリーミュージック産業も盛ん。フランチャイズ作品の舞台として楽しめる街だと感じました」
さらに実務的な理由もあったという。「率直に言って、テネシー州は撮影に非常に協力的なんです。理想的に思える州はいくつもありますが、コスト面で難しい場合も多い。ナッシュビルはその点でも魅力的でした」
『9-1-1』シリーズの変遷
『9-1-1:LA救命最前線』は、マーフィー、ブラッド・ファルチャック、ティム・マイナによって制作され、2018年に米Foxで初放送。その後、2024年の第7シーズンから米ABCに移行し、現在はシーズン8が放送中。ロサンゼルスを舞台に、アンジェラ・バセット(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、ピーター・クラウス(『シックス・フィート・アンダー』)、オリヴァー・スターク(『バッドランド ~最強の戦士~』)、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット(『ゴースト ~天国からのささやき』)、ライアン・グスマン(『プリティ・リトル・ライアーズ』)、アイシャ・ハインズ(『運命の銃弾』)、ケネス・チョイ(『サン・オブ・アナーキー』)らが出演している。
一方、テキサスを舞台にしたスピンオフ『9-1-1:LONE STAR』は2020年にFoxでプレミア放送されたが、今年2月にシーズン5をもって終了。打ち切りの理由は視聴率ではなく、フランチャイズの制作元である20th テレビジョンがディズニー傘下であるにもかかわらず、ABCではなくFoxで放送されていたという複雑な事情によるものだった。
『9-1-1: Nashville』の製作総指揮には、マーフィー、アンジェラ、ファルチャック、そしてこれまでのシリーズでも脚本を担当したマイナとラシャド・ライサニが名を連ねる。『9-1-1: Nashville』がどのようなドラマを描き出すのか、ファンの期待は高まるばかり。新たな舞台で展開される緊迫の救命劇に注目したい。
『9-1-1: Nashville』は10月9日(木)より米ABCで放送開始予定。『9-1-1:LA救命最前線』と『9-1-1:LONE STAR』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)



