『デクスター』最新シリーズにさらなるシリアルキラーが登場!?

人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』の新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』には、複数のシリアルキラーが登場するようだ。米Deadlineが報じている。

少なくとも3人!?「殺人者役がどんどん増えている」

『デクスター』シリーズの主人公は、普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働くものの、実は殺人衝動を抱える連続殺人鬼のデクスター・モーガン。警官だった義父はデクスターが幼い頃のトラウマからその衝動を抑えられないと理解し、法の網を逃れた犯罪者たちをターゲットにするよう指導。そうやってデクスターは様々な凶悪犯罪者と対決することになる…という斬新なストーリーだ。

そんなデクスターの前に新たなシリアルキラーが登場することが明らかに。中西部出身のアルという男で、シリアルキラーと見られている。4話に登場するこのキャラクターを演じるのは、11シーズン続いたコメディドラマ『モダン・ファミリー』のキャメロン・タッカー役でエミー賞に2度輝いたエリック・ストーンストリート。

出演することが先月明らかとなったクリステン・リッター『ジェシカ・ジョーンズ』)は、有名なソムリエだが、実は“復讐する貴婦人”なる異名を持つシリアルキラーのミア・ラピエールという役柄だと報じられた。さらには、ニール・パトリック・ハリス(『ママと恋に落ちるまで』『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』)も、ローウェルという役名以外は不明だがシリアルキラー役だと噂されている。

エリックの出演を伝える同作公式Instagram投稿のキャプションに「殺人者役がどんどん増えている…ようこそエリック・ストーンストリート」とあるので、エリックはもちろん、ニールもシリアルキラー役の可能性は高いと言えそうだ。

噂が本当なら、『Dexter: Resurrection』にはデクスターのほかに少なくとも3人のシリアルキラーが登場することになるようだ。もちろん過去のシリーズにも複数のシリアルキラーが姿を見せることはあったが、各シーズンを代表するメインのシリアルキラーは一人くらいで、残りは“モブ”的なシリアルキラーとしてデクスターの獲物となって1、2話で姿を消すことが多かった。今回の顔ぶれはすぐに消えるには豪華すぎる印象だが、どういう形でデクスターたちと絡むことになるのだろうか。

米Showtimeにて2006年から2013年まで8シーズンにわたって放送された本家『デクスター ~警察官は殺人鬼』、2021年に復活したミニシリーズの続編『デクスター:ニュー・ブラッド』に続く今回の新シリーズ『Dexter: Resurrection』。そのあらすじはまだ発表されていないが役柄紹介により、投資で巨額の富を築き、世間からは寛大な博愛主義者として知られるが、裏では悪だくみをしている富豪のレオン・プレイター、そして元特殊部隊隊員で、プレイターの警備主任・有能な右腕を務めるチャーリーという新キャラクターたちが登場することは分かっている。

チャーリー役をユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズ)、レオン・プレイター役をピーター・ディンクレイジ『ゲーム・オブ・スローンズ』)が演じる。そのほかには、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン(『リンカーン弁護士』)、カディア・サラフ(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、ドミニク・フムザ(『ナース・ジャッキー』)、エミリア・スアレス(『UP! 幸せをつかまえよう』)も出演する。

さらにはおなじみの顔ぶれである、デクスター役のマイケル・C・ホールのほか、本家に登場していたデクスターの義父ハリー・モーガン役のジェームズ・レマーとデクスターの同僚である殺人課刑事エンジェル・バティスタ役のデヴィッド・ザヤス、『~ニュー・ブラッド』に出てきたデクスターの息子ハリソン・モーガン役のジャック・アルコットも参加する

『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline①米TV LineDeadline②