『デクスター』最新シリーズのシリアルキラー役が決定

人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』の新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』。1月から撮影が進められている同作には豪華キャストが名を連ねるが、新たなビッグネームが加わることが明かされた。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

『ジェシカ・ジョーンズ』関連ではなく…

新たに参加することが分かったのは、『ブレイキング・バッド』のジェーン・マーゴリス役や『ジェシカ・ジョーンズ』のタイトルロールで知られるクリステン・リッター。役柄は有名なソムリエのミア・ラピエールだが、実は“復讐する貴婦人”なる異名を持つシリアルキラーだという。

『デクスター』シリーズの主人公は、普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働くものの、実は殺人衝動を抱える連続殺人鬼のデクスター・モーガン。警官だった義父はデクスターが幼い頃のトラウマからその衝動を抑えられないと理解し、法の網を逃れた犯罪者たちをターゲットにするよう指導。そうやってデクスターは様々な凶悪犯罪者と対決することになる…という斬新なストーリーだ。そんなデクスターが今回対峙するのが、クリステン演じるラピエールになるのだろうか。

このニュースが報じられる直前の2月27日(木)朝、クリステンは自身のInstagramのストーリーズに画像を投稿。サングラスをかけて車に乗った彼女は、「ニューヨーク市に向かうわよ」というメッセージを添えていたことから、彼女がニューヨークを舞台に活躍したヒーロー、ジェシカ・ジョーンズを再演してくれるのかと考えたファンもいたようだが、報道によればニューヨークで撮影が行われている『デクスター』シリーズ出演のためだという。

クリステン・リッター

米Showtimeにて2006年から2013年まで8シーズンにわたって放送された本家『デクスター ~警察官は殺人鬼』、2021年に復活したミニシリーズの続編『デクスター:ニュー・ブラッド』に続く今回の新シリーズ『Dexter: Resurrection』のあらすじはまだ発表されていない。だが役柄紹介により、投資で巨額の富を築き、世間からは寛大な博愛主義者として知られるが、裏では悪だくみをしている富豪のレオン・プレイター、そして元特殊部隊隊員で、プレイターの警備主任・有能な右腕を務めるチャーリーという新キャラクターたちが登場することは分かっている。

チャーリー役をユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズ)、レオン・プレイター役をピーター・ディンクレイジ『ゲーム・オブ・スローンズ』)が演じる。そのほかには、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン(『リンカーン弁護士』)、カディア・サラフ(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、ドミニク・フムザ(『ナース・ジャッキー』)、エミリア・スアレス(『UP! 幸せをつかまえよう』)も出演する。

さらにはおなじみの顔ぶれである、デクスター役のマイケル・C・ホールのほか、本家に登場していたデクスターの義父ハリー・モーガン役のジェームズ・レマーとデクスターの同僚である殺人課刑事エンジェル・バティスタ役のデヴィッド・ザヤス、『~ニュー・ブラッド』に出てきたデクスターの息子ハリソン・モーガン役のジャック・アルコットも姿を見せる

『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline米TV Line