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【Netflixシリーズ】米メディアが選ぶ2025年のベスト10

2025年12月25日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

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2025年も、世界中を熱狂させるオリジナルシリーズを次々と送り出したNetflix。今年も数多くの新作シリーズが世に放たれたが、実際の評価はどうだったのか? 批評サイトRotten Tomatoes(ロッテントマト)のスコアに基づき、今年のベスト10をご紹介!

ベスト10

10位『ランニング・ポイント』(79%)

ケイト・ハドソン主演のスポーツ・コメディ。スキャンダルによって辞任に追い込まれた兄の代わりに、NBA屈指の強豪チームの新たな責任者として指揮を執ることになった主人公を描く。配信開始から、わずか1週間でシーズン2への更新が決まった話題作。

コメディ要素については「当たり外れがある」と批評家の間でも賛否が分かれたが、ケイトが放つ魅力には、誰もが抗えなかったようだ。San Jose Mercury Newsのランディ・マイヤーズは、「『ランニング・ポイント』は決して完璧な作品とは言えない。だが、ケイト・ハドソンという強みがある。彼女の演技は、放つシュートがことごとくスリーポイントとして決まるような爽快さだ」と評している。

9位『大地の傷跡』(83%)

リミテッドシリーズとして製作されたが、反響の大きさを受けてシーズン2への更新が決定した2025年最大のダークホース。エリック・バナ(『渇きと偽り』)演じる国立公園局の特別捜査官カイル・ターナーが、世界遺産であるヨセミテ国立公園で発生した陰惨な殺人事件の捜査に乗り出す。

一部の批評家からは「時に物語の中身が薄い」との指摘もあったが、それを補って余りあるほど「とにかくスタイリッシュな作品」であると評価されている。Dread Centralのタイラー・ドゥーペは、「頭を空っぽにして、ただその場のノリに身を任せられるなら、『大地の傷跡』は格好の“気晴らし”になるはずだ」と評している。

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8位『スプリンターセル:デスウォッチ』(86%)

トム・クランシー監修のビデオゲーム「スプリンターセル」シリーズを原作とするこのアニメシリーズは、伝説のスパイ、サム・フィッシャーが、現場工作員のジニア・マッケナと共に、巨大な陰謀を暴き出そうとする姿を描く。

批評家たちは、原作ゲームへのオマージュや小ネタが随所に散りばめられており、往年のシリーズファンも納得の出来栄えだと評価している。Common Sense Mediaのマット・カブラルは、「皮肉屋で、敵の首を容赦なくへし折る超一流スパイ、サム・フィッシャーは健在だ。本作は、長年愛されてきたステルスアクション・シリーズの魅力を維持しつつも、ゲームのお決まりの展開に新たな息吹を吹き込んでいる」と評した。

7位『特別捜査部Q』(88%)

悲劇的な銃撃事件を経て現場復帰した刑事カール・マークの姿を描いたイギリス発の犯罪スリラー。原作は、デンマークの人気ミステリー小説「特捜部Q」。

批評家たちは、本作が放つ独特のトーンと「マスタークラス(最高峰)」と呼ぶべき名演技によって、数ある犯罪スリラーの中でも一線を画す作品に仕上がっていると評価した。The Nightlyのウェンレイ・マは、「不気味でざらついた空気感、無愛想だが裏表のない登場人物たち、そして知的好奇心をくすぐる謎解き。さらには、イギリス人が頻繁に皮肉のネタにされている点も面白い」とレビューしている。

シーズン2へ更新済み。

5位『オレたちブーツ』(90%)

この物語の主人公は、1990年代初頭、親友のレイ・マカフィーと共に海兵隊に入隊したキャメロン・コープ。本作は、彼が自身のセクシュアリティと向き合い、それを受け入れていく姿を描く。

グレッグ・コープ・ホワイトの回顧録「The Pink Marine」を原作とする『オレたちブーツ』は、実体験に基づいたそのパーソナルな描写で批評家たちを唸らせた。Latina Media Co.のデニース・ズビサレッタは次のように評している。「本作は単なるエンターテインメントにとどまらず、新たな扉を開いてくれる作品だ。最も激しい戦いは、往々にして沈黙の中で繰り広げられるのだと気づかせてくれる。そして、過酷な環境を生き抜いたからといって、傷跡が残らないわけではないのだと。さらに、本作は問いかける。服従とアイデンティティが衝突したとき何が起こるのか。そして、歩みを止めた時、私たちは一体何者になるのかと。」

5位『ハウス・オブ・ギネス』(90%)

舞台は、1860年代のアイルランド。ベンジャミン・ギネス卿の遺した名高い醸造所を巡って、アンソニー・ボイル、ルイス・パートリッジ、エミリー・フェアン、フィオン・オシェイ演じる4人の子どもたちが激しい争いを繰り広げる。

陰謀と目が離せない権力闘争に満ちた本作について、批評家たちは「自信を持っておすすめできる一作」と口を揃える。NPRのデヴィッド・ビアンクリは、「『ハウス・オブ・ギネス』は、緊迫した対立と予測不能な展開の連続だ。『ピーキー・ブラインダーズ』『メディア王 ~華麗なる一族~』、あるいは『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』を楽しめた人なら、間違いなく満足できるだろう」と評している。

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4位『デス・バイ・ライトニング』(91%)

第20代アメリカ大統領ジェームズ・ガーフィールドと、彼を銃撃した男チャールズ・J・ギトーの人生を描き出す歴史ドラマ。『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターであるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが手掛けた本作は、彼らの次なる大ヒット作になると高い評価を受けた。

The New Yorker誌のインクー・カンは、「歴史に埋もれた人々を描く作品にふさわしく、『デス・バイ・ライトニング』は、もっと評価されるべき実力派俳優たちが輝く、この上ないショーケースとなっている」と評している。

3位『Devil May Cry』(96%)

同名人気ゲームを原作としたアニメシリーズ。家族の仇を討つため復讐の旅に出るデビルハンター、ダンテの姿を描く。疾走感あふれるド派手なアクション・シリーズとなっており、原作ゲームのファンだけでなく、シリーズ初体験の視聴者からも高く評価された。

Fangirlishのライラ・ヘイルは、「『Devil May Cry』に関する予備知識はゼロだったが、重要な情報がわからず置いてけぼりになるような感覚もなく、Netflixによるこの新作アニメを存分に楽しむことができた」と綴っている。

2位『君との永遠』(97%)

再会した幼なじみキーシャ・クラークとジャスティン・エドワーズの、初恋ならではの甘酸っぱさとほろ苦さを描いた作品。批評家の間では、本作が米作家ジュディ・ブルームの名作小説を非常に丁寧に映像化した作品である、という評価で一致している。

The Globe and Mail紙のアンバー・ダウリングは、「素晴らしい演技と充実したサウンドトラック、そしてロマンチックな雰囲気に満ちたこのドラマを観ていると、雨の日に暖かい毛布にくるまっているような心地よさを感じる」と評した。

1位『長くて短くて、短くて長い』(100%)

アニメ『ボージャック・ホースマン』を手掛けたラファエル・ボブ=ワクスバーグが贈るコメディシリーズが100%の評価を獲得。ユダヤ人一家の3人兄弟の幼少期と成人期を交互に綴り、時とともに移り変わる家族の姿を描き出す。

「『長くて短くて、短くて長い』は、痛烈なユーモアと深みを兼ね備えたアニメーション・コメディであり、クリエイターであるラファエルの才能を改めて証明する一作だ」と、InBetweenDraftsのアリソン・ジョンソンは評している。

批評家たちが太鼓判を押すこれらの名作は、見始めたら止まらないものばかり。まだ観ていない作品があれば、ぜひマイリストへ。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ランニング・ポイント』はNetflixで独占配信中 『大地の傷跡』はNetflixで独占配信中 『デス・バイ・ライトニング』はNetflixで独占配信中

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海外ドラマNAVI編集部

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