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『スーパーナチュラル』ジェンセン・アクレス監督回が最高な理由は?キャストが思い出を振り返る

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SUPERNATURAL スーパーナチュラル

人気長寿ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』でボビー・シンガーを演じたジム・ビーヴァーが、キャストとの関係など出演当時の思い出を振り返っている。

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撮影現場はサマーキャンプみたいだった

ジムが演じた、荒っぽい皮肉屋だが忠実な退役悪魔ハンターのボビーは、サム(ジャレッド・パダレッキ)&ディーン・ウィンチェスター(ジェンセン・アクレス)兄弟の父親的存在として、また多くのハンターたちにとっての指導者として物語を支えたキャラクターだ。

パイロット版やシリーズの序盤で示されたように、ボビーは頑固で厳しい性格だが、仲間を守ろうとする忠誠心が強く、時に冷酷な判断を下すこともある。彼の魅力は単なる父親像やメンター像にとどまらず、シリーズを通して道徳的な面でグレーな人物として描かれた点にある。

TV Insiderのインタビューでジムは、最も印象に残るエピソードとしてシーズン6第4話「危険な週末」を挙げ、その理由を「全部ボビーのための回で、ファンは番組の別の一面を見ることができました」と説明。「ジェンセンが初めて監督を務めた回でもあり、彼の演出のもとで素晴らしい経験をしました」と語るように、キャラクターの内面や人間味を深く掘り下げる内容となっている。

ボビーはシリーズの途中で早々に死を迎えるものの、幽霊として、またアポカリプスワールドの反乱指導者として登場を続けた。ジムはボビーが命を落とすシーズン7第10話「死の扉」は、「今まで関わったテレビ作品の中でも最高のエピソードの一つでした」と回想している。

ジムはボビーの物語が彼の死後も続いたことについて、「最後にボビーが天国でサムとディーンと会うシーンがあったから、彼は天国でも問題を解決するために動くかもしれないね。あるいは新しい別のユニバースで、私たちがまたやり直すのかもしれない」と、キャラクターの永続性について述べている。

撮影現場の思い出も多く語ったジムは、「現場での楽しさや冗談、キャストやスタッフの間の掛け合い、全体的な仲間意識が一番心に残っています。まるで最高のサマーキャンプにいるようでした」とコメント。ボビーの妻を演じたテリー・アン・フレミングとはすぐに意気投合し、今も深い絆で結ばれているという。

また撮影小物にも思い入れがあり、「ボビーの家が取り壊されると知った時、キッチンカウンターにあった小さな陶器のカエルを持ち帰りました。今でも家に置いています」と笑いながら回答。ジャレッドからは真ちゅう製のフクロウの小物をもらい、チャリティーオークションに出したそうだ。

15シーズンも続いた『スーパーナチュラル』は、ジムにとってもキャリアの転機となった。「一話のゲスト出演のはずが、想像もしていなかった世界が開けて、多くの友人や機会に恵まれました」と振り返るように、ボビー・シンガーというキャラクターは、シリーズの象徴的な存在として多くのファンに愛され続けている。

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』全シーズンは、U-NEXTとHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:© Warner Bros. Entertainment, Inc.3T7501_SN401_76_395253bf

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海外ドラマNAVI編集部

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