『怒りの葡萄』をドラマ化!米AMCが新たなアンソロジーシリーズ制作へ

昨今いくつものアンソロジーシリーズが生まれているが、『ウォーキング・デッド』シリーズなどで知られる米AMCが新たなアンソロジーシリーズ『Great American Stories(原題)』を制作することが分かった。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。

有名作品や歴史的瞬間の「アメリカの偉大なストーリー」

「アメリカの偉大なストーリーの数々」という意味のタイトルがつけられたこのアンソロジーシリーズでは、「様々な有名作品、歴史的瞬間、アメリカの精神に根差した祝い事やハイライト」に焦点を当てるという。

さらにそのシーズン1は、 アメリカが誇る文豪ジョン・スタインベックのピューリッツァー賞受賞作「怒りの葡萄」を取り上げることも明らかとなった。これは、1930年代のアメリカの大飢饉を切り抜けようとする家族の姿を描いた作品。1940年にはヘンリー・フォンダ主演で映画化され、アカデミー賞作品賞を含む7部門にノミネート、ジョン・フォードの監督賞など2部門に輝いた。

AMC StudiosとAMC Networksのエンターテインメント部門の責任者であるダン・マクダーモットは、この新作に大きな期待を寄せているようだ。「1年以上にわたり私たちは新たなフランチャイズにふさわしいストーリーを探しており、『怒りの葡萄』を見つけました。この小説は1939年に出版されましたが、現代に非常に通じるタイムリーな内容です。私たちの国はいくつもの忘れがたい歴史的で劇的な瞬間の数々、華やかで勇気にあふれた物語、これまで語られることのなかった古典的小説や年代記によって形作られてきました。もともとAmerican Movie Classics(アメリカの名作映画)というチャンネル名でスタートした放送局として、私たちが取り上げるべきものはこのフランチャイズだと思ったのです」

シーズン1の脚色を担当するのは、『ペリー・メイスン』『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』といったドラマでクリエイターを担ったロリン・ジョーンズ。シーズンごとに新たな制作チームが形成される予定だが、ジョーンズはシーズン2以降も監修として関わることになるようだ。製作総指揮には、『ブレイキング・バッド』フランチャイズを手掛け、ジョーンズとは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で組んだマーク・ジョンソンも名を連ねる。

ジョーンズはこのアンソロジーシリーズ制作を車の分業作業に例えている。「この『Great American Stories』は、ミシガンにいくつもある車工場のようなものだと考えています。クリエイターたちを集め、彼らの物作りにおける非凡な才能を発揮してもらうのです。これはダン・マクダーモットの壮大で大胆な挑戦です。私は、毎年工場が円滑に進むよう管理するために雇われました。今後ほかの仕事は不要になることを祈っています」

近年ライアン・マーフィーが手掛ける『アメリカン・クライム・ストーリー』『モンスター』『フュード』シリーズ、様々な天才の人生を追うナショナルジオグラフィックの『ジーニアス』など、実話を中心に様々なアンソロジーシリーズが作られている。『Great American Stories』は実話に限らず様々なものが対象となりそうだが、ほかのシリーズのように高い評価を獲得することができるだろうか。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety


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