『オザークへようこそ』や『ブラック・ラビット』などで知られるジェイソン・ベイトマンが、ロン・ハワード監督から学んだ「人生を変える教訓」について振り返った。これは、Netflixのトーク番組『デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター』の最新シーズンにて明かされた。
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Netflix『ブラック・ラビット』ジュード・ロウとジェイソン・ベイトマン、役柄決定までの舞台裏
家族への義務感と成功への執念に駆り立てられ、限界まで追い詰め …
キャリア低迷期に見た一本のインタビューが転機に
ジェイソンは番組内で、自身のキャリアが思うようにいかなかった時期を回想。ハワードのインタビューを偶然目にしたことが転機となったという。「仕事が全然うまくいっていなかった頃、ロン・ハワードがインタビューを受けているのを観ていた。彼は誰もが知るほど社交的でフレンドリーで、本人も認める“ちょっとオタク気質”なほど感じのいい人だ」と語る。
さらに彼は、その姿に強い衝撃を受けた当時の心境を明かした。「世界で最も成功している人物の一人が、あそこまで“いい人”でいられる。もし自分が再び成功や居場所を手にできたら、その最大の価値は“どれだけ親切でいられるか”なんだと思った。必死だとか、仕事に飢えていると思われることなくね」
その後、ジェイソンはハワードが製作総指揮とナレーターを務めた人気シリーズ『ブル~ス一家は大暴走!』への出演が決定する。「ロン・ハワードの番組に出演することになり、彼と1対1で食事をする機会があった。そのとき、あのインタビューが自分の中に植え付けたもの、そしてこの番組が自分に与えてくれたチャンスについて、どうしても伝えたかった」
さらに、「彼が体現していた在り方そのものを、自分も今、仕事の中で実践できている。その循環が本当に美しかった」と振り返った。このエピソードを聞いた司会のデヴィッド・レターマンも強く共感。「多くの人が、人生を変える瞬間を探し続けている」と語り、「君がそんな決定的な瞬間を持てたことが素晴らしい」と称賛した。
ジェイソン自身も、この経験が今の自分を形作っていると語る。「どん底を経験すると、チャンスの重みが分かる。それがあるから、今も必死に働いている」
『デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター』シーズン6は、12月16日よりNetflixで配信開始。今シーズンにはジェイソンの他、マイケル・B・ジョーダン、MrBeastらが登場する。
『オザークへようこそ』、『ブラック・ラビット』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)






