Netflixの大ヒット作『アドレセンス』製作陣の新作が決定!テーマは核紛争

配信開始から17日間で、Netflixの歴代視聴ランキングでトップ10入りを果たした問題作『アドレセンス』。その製作チームが手がける新作ドラマシリーズが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

 

『SF核戦争後の未来・スレッズ』をドラマ化

『アドレセンス』は、同級生を刺殺した13歳の少年の動機を掘り下げていく衝撃作。世界中で話題となっている本シリーズを手がけたイギリスのプロダクション会社Warp Filmsは、これまでに聴覚障がい者コミュニティを舞台にした 英BBCの復讐スリラードラマ『Reunion(原題)』などを製作している。

社会問題に切り込んだ作品を生み出しているWarp Filmは次作として、1984年のTV映画『SF核戦争後の未来・スレッズ』をドラマ化すると発表した。同社は声明で、コンセプトについて次のように説明している。

「架空の黙示録を革新的に描いたことで知られる『SF核戦争後の未来・スレッズ』は、核戦争時代の英国シェフィールドを舞台に、過酷な生活を衝撃的に描いています。今回のリメイクでは、キャラクター重視の重厚なストーリーテリングを通して、先見的なテーマに迫ります。オリジナル映画のゾっとするような描写は、想像を絶する困難に直面する普通の人々の苦悩を、視聴者に深く体験させるものです。Warp Filmsは、労働者階級の経験に焦点を当てた真摯な物語を製作し続けることに誇りを持っており、この象徴的な物語を現代的な解釈で語り直すことで、新しい意味や希望を見出せることを誇りに思っています」

オリジナル映画で監督を務めたのは、映画『ボディガード』や『ボルケーノ』などでメガホンをとったミック・ジャクソン。『ハムレット』のリース・ディンズデールと、『サルガッソーの広い海』のカレン・ミーガーが主演した。Warp Filmsのドラマ版に出演するキャストなどは発表されていない。

Warp Filmsの創設者・CEOのマーク・ハーバートは、「『スレッズ』は、当時も今も変わらず、核戦争が普通の人々にもたらす壊滅的な影響を容赦なく描いたリアルなドラマです」とコメント。さらに、「この物語は、私たちが大切にしている“観る人の心に深く訴える、力強く現実に根差した物語を語る”という姿勢と完璧に一致しています。この名作をTVドラマとして再解釈することで、現代におけるその意義を、新たな形で掘り下げる貴重な機会になると考えています」と述べている。

また、Warp FilmsのCCOで製作総指揮を務めるエミリー・フェラーは、「『スレッズ』は間違いなく深い衝撃を与える物語で、今、かつてないほど適切な作品だと感じています。この翻案により、私たちは現代世界を反映させて新鮮な解釈を見出すことが出来るでしょう」と発言。「私たちは、最も困難な時期であっても、いかに回復力と絆が希望をもたらすかという点にフォーカスしたいと思っています。このレンズを通して素晴らしい映画を翻案することにより、過去と現在における重要性を再考し、現代の視聴者と繋がることが出来るでしょう」と続け、意気込みを語った。

『アドレセンス』の製作会社が手がける、『SF核戦争後の未来・スレッズ』のドラマ版の続報に注視しておきたい。『アドレセンス』は、Netfixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)


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Photo:Netflixシリーズ『アドレセンス』は独占配信中