『新スター・トレック』のジャン・リュック・ピカード艦長のその後を描く『スター・トレック:ピカード』などを手掛けるアキヴァ・ゴールズマンが、過去のシリーズでお馴じみのキャラクターを主人公に、アンソロジーシリーズを製作したいと語っている。
『スター・トレック』シリーズは、1960年代に放送されたオリジナル版『スター・トレック/宇宙大作戦』からはじまり、80年代に製作された『スター・トレック"88/新・宇宙大作戦』、2000年代に誕生した『スター・トレック エンタープライズ』の他、リブート版を含め13本もの映画が公開されており、数多くの作品が製作されている。
ここ近年は、『ピカード』に加えてアニメシリーズ『スター・トレック:ローワー・デッキ』もデビューし、新スピンオフドラマ『Star Trek: Strange New Worlds(原題)』も待機中で、そのユニバースは拡大中だ。
米SFX Magazineのインタビューでゴールズマンが、過去の人気キャラクターを主人公にしたアンソロジーシリーズをフランチャイズに加えたいと展望を語っている。
「私はそれを『Tales Of The Federation』と呼んでいて、このシリーズは1話完結型です。なので、1時間だけジョージ・タケイをカムバックさせて、老人になったスールーについて描くこともできます。または、エンタープライズ号から引退して、地球にいるジョナサン・アーチャー(『スター・トレック エンタープライズ』でスコット・バクラが演じた役)など、興味深いキャラクターを取り上げるのです」
すでにシリーズのタイトルも考案済みで、具体的にキャラクターの名前も挙げていることから、かなりアンソロジーシリーズの構想は進んでいるようだ。近いうちの実現は難しいかもしれないが、今後の動向に注目しておきたい。
なお、『新スター・トレック』で高次元生命体Qを演じたジョン・デ・ランシーと、ガイナン役のウーピー・ゴールドバーグがユニバースにカムバックする『スター・トレック:ピカード』シーズン2は3月4日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始。(海外ドラマNAVI)
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『スター・トレック:ピカード』シーズン2 ©Amazon Studios