『SATC』クリスティン・デイヴィス、最悪のデート相手を回想

大ヒットシリーズ『SEX AND THE CITY』からの新たな企画として始動したポッドキャスト番組『Are You a Charlotte?(原題)』。その中で、シャーロット役のクリスティン・デイヴィスが最悪のデート相手との体験を赤裸々に告白した。米Entertainment Weeklyが伝えている。

お金を貸したら連絡が途絶える&居留守を装われる?

『SEX AND THE CITY』とその続編『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』でシャーロットを演じてきたクリスティンがホストを務めるポッドキャスト番組「Are You A Charlotte?」が1月13日(月)にスタート。20日(月)にリリースされた回では、『SATC』シーズン1第1話にゲスト出演したことのあるサラ・ウィンターを迎えて、突然姿を消す人についての話す中で、クリスティンが実際に体験したまるでドラマのようなエピソードを披露した。

「一度だけ、仕事のない俳優とデートをしたことがあるの。たしか『SEX AND THE CITY』の前か『メルローズ・プレイス』と『SEX AND THE CITY』の間、あるいはまだ『メルローズ・プレイス』に出ている時だったかもしれない。今の彼はとても成功を収めているの」と話し始めたクリスティン。

「彼はとても才能ある人だったけど、当時の私は仕事があったから、お金を持っていたの。ある時、彼の家に行ったら、“未納分を支払わないままなら電気が止まります”みたいな、いわゆる請求書を払えない時に届く催促状みたいなのが家中に散らばっていたの。家中によ。それで“大丈夫なの?”って感じに心配になってしまって。それからオーディションに行くための手段である彼のバイクが壊れたとか言うから“お金貸そうか?”って言っちゃったのよ」

今思えばこれは「恐ろしい間違いだった」と反省するクリスティンは、デート相手にお金を貸すべきじゃないとリスナーに呼びかけた。「それをやっちゃ駄目。良い結果にならないから」と話すクリスティンは当時を振り返り、「もっとちゃんと知っておくべきだった。言ってること分かるでしょ?“私にはそれができるんだから、この人を助けてあげなくちゃ。彼には才能があるんだから”って感じになっちゃったの。それで5000ドル(約78万円)くらいを貸したら、連絡が来なくなったのよ。“どういうこと?”って感じだった」と続けた。

それでもめげずにきちんと向き合おうとしたものの、うまくはいかなかった。「彼のアパートに行ってドアを叩いたのを覚えてる。そしたら彼の犬がそこ(ドアの向こう)にいたの。犬が家の中で吠えているのは聞こえたんだけど、彼自身は居留守を装っているみたいだった」

その後クリスティンは、ドアを叩いて訪ねてきたかと彼から連絡を受けたが、「“そうよ”って答えたけど、すごく恥ずかしかった。なんだかめちゃくちゃになってるのは私って感じがして」と自身の行動を恥じているようだ。この相手は今では田舎で子どもたちと暮らしているという。

そんな元デート相手と再会したいとは思わないと話すクリスティンは、「何かしら感謝とかがあったら嬉しいけど、そんなの幻想に過ぎないと思う」とすっかり諦めモード。今は成功を収めているという元デート相手は一体誰なのか、ファンは気になることだろう。

『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン3は2025年リリース予定。ポッドキャスト番組は毎週更新されるとのことなので、次はどんな赤裸々トークが飛び出すのか楽しみにしたい。

『SEX AND THE CITY』全6シーズンと続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:『SEX AND THE CITY』© 98/04 CBS Paramount International Television