『シカゴ・メッド』、9年牽引してきたコンビとお別れ

ヒットメイカーのディック・ウルフが手掛ける『シカゴ』シリーズの一つで、先月シリーズのほかの作品とともにシーズン更新が決定した『シカゴ・メッド』。そんな中、同作開始当初からショーランナーを務めてきたダイアン・フロロヴとアンドリュー・シュナイダーが降板することが分かった。米TV Lineが伝えている。

オリジナルキャストに続き大黒柱も失い…

2015年の放送開始以来、『シカゴ・メッド』のショーランナーとして人気獲得に貢献してきたフロロヴとシュナイダーは、米NBCで放送中のシーズン9をもって降板することになり、共同声明を発表した。

「ディック・ウルフによって『シカゴ・メッド』の製作チームに選んでもらえてとても光栄でしたし、ウルフ・エンターテインメントおよびユニバーサル・テレビジョンとの連携を大いに楽しんできました。私たちは『シカゴ・メッド』が大好きで、クリエイティブのエネルギーをすべて捧げてきました。しかし9年経った今、新たな可能性を探るために踏み出すべき時だと感じています。素晴らしい脚本スタッフ、プロダクションチーム、才能あふれるキャストと仕事ができて光栄でした。みなさんを恋しく思うことでしょう」

共同クリエイターの一人であるウルフは、「『シカゴ・メッド』の素晴らしい9年間を作り上げてくれたダイアンとアンディに感謝しています。彼らはおよそ10年にわたってNBCに正真正銘のナンバー1ヒットシリーズを与えることに貢献してくれました」と述べている。

後任を誰が務めるのかは、まだ明らかになっていない。

『シカゴ・メッド』では何人ものキャストがシーズン8で降板しており、それに続くショーランナーの交代劇となった。シーズン8で去ったのは、ディラン・スコット役ガイ・ロッカードやイーサン・チョイ役ブライアン・ティー、ウィル・ハルステッド役ニック・ゲルファスなど。

『シカゴ・ファイア』から、『シカゴ P.D.』に続くスピンオフ第2弾として誕生した『シカゴ・メッド』。そろってシカゴを舞台とするこれらの作品は「#OneChicago(ワンシカゴ)」として一大ユニバースを形成し、幅広い人気を獲得している。

フロロヴとシュナイダーが今後どのようなプロジェクトに参加するのかは、まだ明らかになっていないが、ヒット作品を率いてきた二人の力を必要としている作品は多いだろう。同じウルフ作品の『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』はショーランナーの交代を繰り返しており、正式な後釜として二人が腰を据える可能性も考えられる。

『シカゴ・メッド』シーズン1~8はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line

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Photo:『シカゴ・メッド』© 2020 NBCUniversal Media, LLC