正反対の性格のコンビが活躍する大人気のフレンチ・ミステリー『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』。アストリッドとラファエルはエピソードを重ねるごとに信頼関係を築いていくが、アストリッド役のサラ・モーテンセンとラファエル役のローラ・ドヴェールは、シリーズ撮影初日にぎこちない瞬間があったようだ。
集中するあまり…私生活では正反対?
アストリッドは、ずば抜けた知識と論理的な思考を持つが、自閉スペクトラム症がゆえに人の多い場所や大きな音、予定外の行動にはうまく対応することができないというキャラクター。それでも子どもの頃から謎解きは大好きで、ラファエルが抱える事件に対する的確な対応を認められ、彼女の捜査を手伝うことに。出会った当初は少々がさつなラファエルに戸惑いを覚えることも多かったアストリッドだが、同役を演じるサラとローラも“アクシデント”により最初から打ち解けることはできなかったという。
サラとローラが2019年に仏France 2で放送されたシリーズ初回「パズル」の撮影を回想。自閉スペクトラム症であるアストリッドという難しい役柄を演じることに意識するあまり、サラは周りが見えていなかったようだ。「第1話の撮影で会った時、あまりにも集中していたから、ローラに話しかけなかったの」とサラが明かせば、ローラは「あの時は驚いたけど、サラの演技は見事だった!」と返している。
そんな滑り出しにもかかわらず、役柄同様に少しずつ絆を深めていった二人は、役柄と重なる部分もあれば違う部分もあると、ローラが語る。「仕事での私たちはアストリッドとラファエルに似ているわね。でも私生活では、実はサラの方が落ち着きがないの」
サラとローラには、撮影前に必ず二人で行う“儀式”があることも明らかに。「お互いのシラミを取り合う霊長類のボノボみたいに、お互いの髪にホコリがついていないか確認し合うの。どこから来るのか分からないけど、いつの間にかついちゃってるのよね」とローラ。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』は、シーズン4がNHK総合で毎週日曜日23:00より放送中。現地フランスではシーズン5の撮影も始まっている、アストリッドとラファエルの活躍からますます目が離せない!(海外ドラマNAVI)
参考元:仏Voici誌
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Photo:『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』©Patrick FOUQUE/JLA PRODUCTIONS/FRANCE TELEVISIONS/© FRANCE TÉLÉVISIONS - JLA PRODUCTIONS - Be-FILMS - RTBF (Télévision belge) - 2019