1971年より、9シーズンにわたって放送された『刑事コロンボ』はドラマの枠を飛び越え、TV映画シリーズも数多く生み出した人気作品だ。そんな、時代を代表する刑事ドラマに出演していたスターたちを米CBRが取り上げているので、そのうち3人を紹介したい。
レナード・ニモイ
1966~1969年に放送された人気SFドラマ『スター・トレック/宇宙大作戦』のミスター・スポック役で大ブレイクしたレナード・ニモイは、シリーズの終了後に同役のイメージを払拭しようとしていた。そんなレナードが出演作の一つとして選んだのが、『刑事コロンボ』だった。
シーズン2第6話「溶ける糸」でレナードは、「業績を認められたい」と渇望する若い医師バリー・メイフィールド役で出演。バリーは、自分が開発中だった革新的な新薬の発表を待つよう、年配の医師から言われるが、従いたくなかったため彼を殺してしまう。視聴者の心を搔き乱すような、ソシオパス的な殺人者役でレナードは新境地を開拓し、この役はスポックのイメージから脱する絶好の機会となったに違いない。
ウィリアム・シャトナー
『スター・トレック/宇宙大作戦』でレナード・ニモイと共演し、ジェームズ・T・カーク船長を演じたウィリアム・シャトナーは、『刑事コロンボ』の異なるシーズンの2話でゲスト出演している。
まず、シーズン1第6話「ルーさん警部の犯罪」でウィリアムは、自分のアシスタントを脅迫し、偽装強盗で殺害するワード・フォウラー役で登場。このエピソードでは、『スター・トレック/宇宙大作戦』でパーヴェル・チェコフ役を演じたウォルター・コーニッグも出演しており、ウィリアムとの再共演を目に出来る。
ウィリアムの2つ目の出演エピソードは、シーズン8第10話「4時02分の銃声」となり、別居中の娘を助けようとして部下を殺してしまうラジオ局の司会者役で出演。両エピソードで殺人者役を演じたことから、ウィリアムもレナードと同様に、『スター・トレック』のイメージを払拭したいと思っていたのかもしれない。
ディック・ヴァン・ダイク
ミュージカル映画の傑作『メリー・ポピンズ』や、TV映画『Dr.マーク・スローン』シリーズなどで知られるディック・ヴァン・ダイクは、シーズン4第2話「逆転の構図」にポール・ガレスコ役で出演した。
カメラマンのポールは、アルコール依存症の妻が誘拐されたと偽造した後に殺害し、存在しない誘拐犯に罪を擦り付けようとする。ディックは、『メリー・ポピンズ』で演じたミスター・ドース・ジュニアをはじめ、気さくで社交的な役を演じることが多かったため、邪悪な殺人者役は大いにチャンレンジ精神を掻き立てられたのではないだろうか。
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