あの作品は実写でなくアニメに!『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフの状況を原作者が語る

壮大なスケールで描かれた米HBOの大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者であるジョージ・R・R・マーティンが、本家シリーズから派生したアニメ版スピンオフが3本進行中だと明かした。

海が舞台の実写は莫大なお金がかかるので…

『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ作品については数多くのプロジェクトが浮上していると以前報じられていたが、マーティンが自身のブログを更新し、そのうちの1本として発表されていた『Nine Voyages(原題)』が実写版からアニメシリーズへ変更になったと報告。『Nine Voyages』は、スピンオフドラマ第1弾『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のキャラクター、コアリーズ・ヴェラリオンが乗ったシー・スネーク号による大航海を描くシリーズだ。

マーティンは、「この変更を全面的に支持するよ。おそらく実写版は法外な費用になっていただろうからね。作品の舞台の半分が海上となり、ドリフトマークからリス、バジリスク諸島やヴォランティス、クォースなど毎週異なる港を作る必要がある。全世界が描かれるから、それらをすべてアニメーションで見せる方が遥かに良いだろう。現在、3本のアニメーション・プロジェクトが進行中だ」と綴っている。

さらにマーティンは、HBOで企画が浮上しているアニメシリーズは現時点でどれもゴーサインは出ていないが、そのうちの数本は次の段階に近づきつつあることにも言及。「数年前に開発の最終ラウンドが始まった時、アニメ番組に関しては4つのアイデアがあり、素晴らしい才能が集まった。ライターズルームと会議で話し合って概要と脚本が進んでいたが、残念なことにオリジナル・プロジェクトのうち2本はお蔵入りになってしまった」とも説明している。

マーティンはブログで、『Nine Voyages』以外のアニメシリーズに関する詳細には触れていない。これまでに『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ版については、人気キャラクターのジョン・スノウを主人公にしたシリーズ、小説「ダンクとエッグの物語」のドラマ版、『Flea Bottom(原題)』、『10,000 Ships(原題)』などの企画が伝えられていた。マーティンは一連のスピンオフ企画について、「そのうちのどれが放送されるか? 実現するかどうか知る由はない。ハリウッドで確かなことは何もないからね」とも付け加えている。

なお、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2は、米HBOと米Maxにて2024年にリリース予定。日本ではシーズン1がU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.