『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者ジョージ・R・R・マーティン、スピンオフが複数進行していることに驚き!

世界中で社会現象を巻き起こした米HBOの大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者であるジョージ・R・R・マーティンが、複数スピンオフドラマの企画が進行している状況に驚いているようだ。米Screen Rantが報じている。

現在、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフドラマは、前日譚となる『House of the Dragon(原題)』に加え、中篇小説「ダンクとエッグの物語」シリーズを下敷きした『Dunk and Egg(原題)』、コーリス・ヴェラリオン卿を主人公にした『9 Voyages(原題)』、ドーン王国へ渡ったナイメリア王女を描く『10,000 Ships(原題)』などのプロジェクトが同時に進行中だ。

11月23日にアメリカで出版された『ゲーム・オブ・スローンズ』の舞台裏秘話を綴った著書「Tinderbox: HBO"s Ruthless Pursuit of New Frontiers(原題)」で、マーティンは『House of the Dragon』と『Dunk and Egg』の2本のアイデアについては把握していたが、いつの間にか4人の異なる脚本家による4本の前日譚ドラマが動いていることに驚いていたと記されている。そして、マーティンは4人の脚本家全員と会ってアイデアについて話し合ったという。

また、今年7月には3本のアニメシリーズの企画が進められていると報じられていた。なお、『9 Voyages』と一緒に企画が浮上していた、キングス・ランディングの最も貧しい地区を舞台にした『Flea Bottom』については、キャンセルとなっている。

「氷と炎の歌」シリーズ小説の新作「The Winds of Winter (冬の狂風)」の発売日は未定で、本家となる小説が完結する前に、次々にスピンオフの企画が進んでいるとはなんとも皮肉な状況だ。

『House of Dragon』はHBOとHBO Maxにて2022年にリリース予定。その他のスピンオフに関する新情報にも目を光らせておきたい。(海外ドラマNAVI)

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