米ABCの医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』は、マーク・スローン役で出演したエリック・デインの死去を受け、心のこもった追悼映像を放送した。これは、2026年2月19日に53歳で亡くなったエリックの訃報後、初めて放送されたエピソードのラストで披露された。
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『グレイズ・アナトミー』エリック・デインが53歳で死去
『グレイズ・アナトミー』のマーク・スローン役や『ザ・ラストシ …
マークの名場面とともに
追悼映像は、「Chasing Cars(バラード版)」に乗せて構成され、エリックが演じた形成外科医マーク・スローン、通称“マクスティーミー”の名シーンが数多く盛り込まれた。
映像には、デレク(パトリック・デンプシー)とアディソン(ケイト・ウォルシュ)の結婚生活に決定打を与えた問題のホテルの一幕や、デレクが「過去」と「現在」の恋人たちと同乗する気まずいエレベーターシーン、そこへマークが割って入るコミカルな場面などが含まれている。さらに、マークがカリー(サラ・ラミレス)と出会い、父親になり、彼女をバージンロードへと送り出すまでの軌跡も描かれた。
エリックはシーズン2でゲスト出演として初登場し、翌シーズンからレギュラーに昇格。シーズン9第2話まで出演し、シーズン8の最終話で起きた飛行機事故による負傷が原因で、マークは命を落とした。この事故では、彼の恋人だったレクシー(カイラー・リー)も命を失っている。
映像にはレクシーも登場し、マークが死の直前にジャクソンへ語った印象的なセリフが引用された。「誰かを愛しているなら、伝えるんだ。たとえそれが正しくないかもしれないと怖くても、人生を焼き尽くしてしまうかもしれないと怖くても。声に出して、はっきりと言うんだ」
映像の最後には、コロナ禍を描いた2020〜21年シーズンでの“浜辺の夢”のシーンが映し出される。昏睡状態にあるメレディス・グレイ(エレン・ポンピオ)に対し、マークとレクシーが「生きる選択」を促す場面だ。
「一分たりとも無駄にするな」そう語りかけた直後、画面はモノクロに変わり、「エリック・デインを偲んで」という献辞が表示されて締めくくられた。
なお、作中の病院名「グレイ・スローン記念病院」は、マークとレクシーの名に由来しており、エリックと『グレイズ・アナトミー』の絆は永遠に残るだろう。また、エリックがALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病の末に亡くなった2026年2月19日は、自身が初出演したエピソードの放送日からちょうど20年目にあたる日だった。
訃報を受け、共演者をはじめとする“グレイズ・ファミリー”の面々も、相次いでデインへの追悼の言葉を寄せている。
『グレイズ・アナトミー』シーズン1~20はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)




