『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2は、非常にダークになる!原作者がコメント

HBOの人気作『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2が2024年初夏に配信されることは以前お伝えしたとおり。気になるその内容だが、“非常にダークになる”ことがわかった。米TV Lineが報じている。

(以下、シーズン1の展開に関する内容が含まれます)

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2

『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者のジョージ・R・R・マーティンは、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2の第1話と第2話について、"力強く、感情的で、胸が張り裂けそうになる"とコメントしている。

マーティンは自身の個人ブログへで、本作のショーランナーであるライアン・J・コンダルから、シーズン2の最初の2話分のラフカットを渡されたと投稿。「もちろん、自分の作品に基づくドラマだから、客観的な意見ではないかもしれない。しかし、この2つのエピソードはとても素晴らしかった。まだ完成していない状態なのに。これはダークだ。ものすごくダークな展開だ。これを見た人は泣いてしまうかもしれない。私自身は泣かなかったが、友人は泣いていた」

シーズン1を見た人は、エンディングが非常に衝撃的な終わり方だったことを覚えているだろう。

ヴィセーリス王の死後の権力争いで、レイニラは息子たちをハイタワー家に使者として送ったが、ドラゴンに乗っていたルケアリーズはエイモンドとの空中戦の最中に死んでしまう。そしてレイニラが我が子の死を知ったとき、黒装派レイニラ軍と翠装派アリセント軍の戦いが始まった。

その続きが描かれるシーズン2の始めを見るには心の準備が必要かもしれない。

マーティンはまた、本作のシーズン3と4について、コンダルと脚本家たちと“2日間部屋に閉じこもって”話し合ったようで、その時の話し合いは「活発で楽しいディスカッションで、いい仕事ができた。しかし、2日間ではとても足りなかった。20日間くらいでも、足りるかどうかわからない」と書いている。(現時点では、正式に更新が決まっているのはシーズン2まで)

またマーティンは、今回初めて訪れたという本作のセットについても言及。「ロンドンのリーブスデン・スタジオで作られたレッドキープ城とドラゴンストーン城のセットは、今まで見たことがないくらい、巨大で、見事で、ものすごくリアルで、まるで中世のウェスタロスへ瞬間移動したような気がした」

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.