『STATION 19』がシーズン7更新!新ショーランナーも決定

大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ『STATION 19』シーズン7制作が発表された。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

ショーランナーは二頭体制に

米ABCは予算削減や脚本家のストライキを考慮して既存のドラマと新作ドラマとの査定に例年よりも時間をかけているため、シリーズを更新するのか打ち切るのかが決まらない日々が続いていたが、最近その査定が完了したようで次々と更新情報が発表されている。現地17日に『ザ・ルーキー』、19日に『グッド・ドクター』、そして20日に『STATION 19』の吉報が届けられた。

シアトルの消防士たちの活躍を描く『STATION 19』は、本国で2018年にスタート。今回の更新によりシリーズ通算100話を突破することが確実となった。

また、今回はシーズン更新と合わせて新しいショーランナーも明らかに。『グレイズ・アナトミー』と『STATION 19』を長年支えてきたクリスタ・ヴァーノフに代わり、後者はゾアンヌ・クラックとピーター・ペイジの二頭体制となるという。

メディカルスクールを卒業したクラックは、本家『グレイズ・アナトミー』のシーズン1から脚本家チームに加わり、医療の専門家として現場を支えてきた。2022年にはチームの責任者に昇格。さらにシーズン3からプロデューサーも兼任するように。『STATION 19』ではシーズン5から製作総指揮を担当していた。一方、もともと俳優として活動していたペイジは、『グレイズ・アナトミー』と『STATION 19』のシーズン3にゲスト出演。その後、『STATION 19』のシーズン5でプロデューサー、シーズン6で脚本家を務めた。

二頭体制のショーランナーというのは珍しい気もするが、ペイジはこの形に自信を抱いているようだ。「ゾアンヌのように才能あふれる人と一緒にショーランナーを任されるなんて、とてもワクワクする。我々の作品に対するビジョンは似ており、新シーズンではひねりの効いた展開をいくつか用意している」と述べている。

なお、いち早く3月24日に更新された『グレイズ・アナトミー』は、新ショーランナーとしてメグ・マリニスが決まっている

『STATION 19』は米ABCにて5月18日にシーズン6最終回を迎える予定だ。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety