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『ハドソン&レックス』シーズン7、ハドソン役ジョン・リアドンの出演が減った理由

2025年8月18日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

大人気ドラマ『ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事』で主人公の刑事チャーリー・ハドソンを演じるジョン・リアドン。本国カナダでは放送済みのシーズン7では彼の姿が見られないことが多く、ファンからは心配の声が上がっていた。

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シーズン7から姿を消したハドソンの真実

『ハドソン&レックス』シーズン7では、チャーリー・ハドソンは劇中で「個人的な任務」のため不在とされており、ストーリー上、彼の出番が激減したことの説明がなされていた。しかし、これは単なる物語上の設定ではなかった。シーズン7の制作が始まる頃、ジョンは扁桃腺がんと診断され、やむなく治療のため番組を離れることになったのだ。

彼の突然の休養にもかかわらず、番組の制作は中断されることなく進められたが、癌を克服したことをジョンはInstagramで報告。医療的な許可も下り、仕事に完全復帰できると発表したことで、ファンは大きな喜びと安堵に包まれた。

ジョンは投稿の中で、病気療養中は「#ニューファンドランドと『ハドソン&レックス』の仲間が恋しかった。番組を素晴らしいものにし続けてくれた彼らと一緒にいられなかったことは辛かった!」と、自身の心境を吐露。そして、「がんを克服し、全力で仕事に復帰できると宣言できることを嬉しく思う!」と、力強く復帰を宣言した。

さらに、世界中のファンからの応援メッセージに「本当に胸がいっぱいです」と感謝を述べ、「この番組は、私にとってだけでなく、支えてくれる家族にとっても過去7年間の集大成であり、これからも皆さんにもっと多くのエピソードをお届けする努力を続けたいと思っています」と、作品への深い愛と今後の意欲を語った。

シリーズ降板の噂とシーズン8への復帰

リアードンの病状は深刻なものであり、CityTVの幹部を含め、多くの関係者が彼の復帰を確信できていなかった。そのため、シーズン7のエンディングは、ジョンが復帰できる可能性を残しつつも、万が一に備え、彼の出演を終了させられるようにも作られていたという。

この状況から、ジョンがシリーズを解雇されたのではないかという噂も飛び交ったが、CityTVからの公式発表は一切ない。本人の復帰への強い意志と、体調が回復したことが確認された今、シーズン8での彼の再登場は十分期待できるだろう。ジョンが妻と共にDIYを楽しむ様子がSNSで公開されており、健康な姿を見せていることは、ファンにとってはもちろん、俳優本人にとっても喜ばしいことである。

愛犬レックスにも悲しい出来事が

シーズン7が直面した困難は、リアードンの病気だけではなかった。長年にわたってレックス役を演じてきたジャーマン・シェパード犬のディーゼルが、シーズン7の撮影中に惜しくも亡くなっていたのだ。

ディーゼルはシーズン7の最初の2エピソードに出演し、その後は彼の甥であるディロンとダンテ、そしていとこのドリーマーがレックス役を引き継いでいる。また、スタントシーンは同じくディーゼルの甥であるイズィとイコが担当した。今後は、これらのディーゼルの家族たちが、愛すべきレックスの役割を担っていくことになるようだ。

ファンにとっては、愛する主演俳優の病気と、愛犬の死という二重の悲劇に直面したシーズン7だった。しかし、リアードンの復帰宣言は、シーズン8への大きな希望をもたらしたと言えるだろう。(海外ドラマNAVI)

参考元:The Direct

Photo:『ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事』© Shaftesbury/Pope Productions

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海外ドラマNAVI編集部

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