ネイサン・フィリオン(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)主演の人気ドラマ『ザ・ルーキー』がシーズン6へ更新された。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
更新か打ち切りかの決定が遅い理由
現在放送されているシーズン5の途中(2023年以降)で、シーズン2から続けてきた日曜日ではなくシーズン1以来に火曜日の放送へと変わった『ザ・ルーキー』は、その新しい時間帯では18~49歳の層の視聴者に最も見られている番組に。また、米ABCのドラマ全体で見てもトップ5に入る好成績だ。
シーズン5終了時点でシリーズ通算98話となる見通しの『ザ・ルーキー』は、今回の更新によって100話を突破することが確実となった。
It's official: #TheRookie will return for Season 6!!! 🎉💙 pic.twitter.com/ssrJz3yo1G
— The Rookie (@therookie) April 17, 2023
シーズン5の最終回は5月2日放送予定だが、そこまで1ヶ月を切ってもなかなか更新が決まらなかったのは、ABCが既存の作品と新作との査定に例年よりも時間をかけているからだという。その背景にあるのは、視聴率ダウンで予算が削られる上、脚本家たちのストライキに対する懸念が膨らんでいるためだ。
そのため、ABCでは『グレイズ・アナトミー』と『アボット・エレメンタリー』のシーズン更新は既に決まっていたものの、『ザ・ルーキー』のスピンオフである『The Rookie: Feds(原題)』や『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ『STATION 19』の新シーズン制作は発表されていない。とはいえ、Deadlineによれば、この2作の話し合いは前向きに進んでいるという。一方、今季シーズン3が放送された『ビッグ・スカイ』と『Home Economics(原題)』、新作の『アラスカ・デイリー』の3作は継続が厳しいと見られている。
なお、1年前に『ザ・ルーキー』と同時にシーズン更新が発表された『グッド・ドクター 名医の条件』は、シーズン7へ継続するという決定はまだなされていない。視聴率は好調で作品への評価も依然高く、法廷を舞台にしたスピンオフ『The Good Lawyer(原題)』が始まることもあって、シーズン更新となる可能性は高いと考えられている。その一方で、オリジナルキャスト降板の可能性がささやかれているほか、ABCが進める新たな医療ドラマ『The Hurt Unit(原題)』がシリーズ化された場合に同局の医療ドラマが3作となるのは多すぎるのではないかという意見もあるようだ。(海外ドラマNAVI)
ABC has renewed #TheRookie for its sixth season https://t.co/PKkI0Z6zUB
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) April 17, 2023
参考元:米Deadline
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